|登美ヶ丘ブログ番外編④|〜学校にはないお金の授業〜

子供たちへ

これから生きていく上で、夢や目標、知識はお父さんやお母さん、みんなの友達が教えてくれます。

友情や努力、勝利も少年ジャンプが教えてくれる。

だけど、それだけではみんなが笑って暮らし続けることは難しいんだよ。

もう一つ、とっても大切なものがあります。

それが「お金の話」です。

実は今、みんなが暮らしている日本はあまり元気じゃないんだ。

みんなの周りにいる大人の人は、お金の話をすると

「お金の話ばっかりしないで!」「お金はきたない!」と、嫌な顔をする人たちがいます。

だけど、お金はみんながいつも使っている

「えんぴつ」や「消しゴム」と同じ道具。えんぴつや消しゴムはキレイでも、きたなくもないよね。

ただ、えんぴつや消しゴムを「キレイに使う人」と「きたなく使う人」は確かにいるんだ。

お金も同じ。「キレイに使う人」と「きたなく使う人」がいるというだけなんだね。

じゃあなんで、お金の話を大人は嫌がるのか、ここからお話していこうか。


むかし・むかしの日本

 

さっき言ったよね。今みんなが暮らしている日本はあまり元気じゃないんだ。

そして、もっと昔、みんなが生まれるもっともっと前のお話で、

今よりも、もっと日本に元気がなかったとき、

その時生きていたえらい人たちがこんなことを言ったんだ。

「お金を持っている人はきらい!意地悪だし大っ嫌い!みんなもそう思うでしょ??」って。

なんでこんなことを言ったんだろう?

答えは簡単で、この時暮らしてた人たちがいっぱいお金を持ってしまうと強くなっちゃうから。

強くなると、えらい人たちはこの人たちにやられちゃうかもしれない・・・

そう思ったんだね。

それは困るから、えらい人たちは「お金はきらい!きたない!」と言って、みんなにそう思わせて、

みんなをちょっとだけ貧乏にしたみたい。

その方がえらい人たちは、日本を支配しやすかったんだ。

※詳しく知りたい人は江戸時代の「士農工商(しのうこうしょう)」を調べてみて!

 

そして、この流れが今も続いているんだ。

だから、みんなは絶対に、小学校・中学校・高校でもお金の授業はない。

1時間もないんだって。

みんながお金のことをよく知らないまま、大人になってくれた方が

今の日本のえらい人たちは助かる。ということだね。だからお金の話を嫌がる大人がいるんだ。

だって、今の日本もあまり元気じゃないからさ。


ちょっと前の日本

 

今、お金を預けるところをみんな知ってるかな?「銀行」だね。

みんなのおじいちゃんやおばあちゃんに今度聞いてみて!

お金ってどこに預けるの?って。「銀行」だよ!と教えてくれると思う。

だけど今、「銀行」に100万円預けても、1年で10円しか増えないんだって。

なのにコンビニでお金を引き出すと200円くらい取られるんだ。

じゃなんで、おじいちゃん・おばあちゃんはみんなそう答えるのかというと

ちょっと前の日本は「銀行」にお金を預けるとみんなのお金が勝手に、もっと増えたんだ。

※これはロボ団でも今、みんながやってることだよ!

今よりもまだ、日本が元気だったということだね。


これからの日本

 

おじいちゃん・おばあちゃんの時代は、学校や大人がお金のことを教えてくれなくても

お金のことを知らなくても、ちゃんと暮らして来れたんだよね。

だけど、少なくともこれから、みんなが大人になった時代はそうはいかないよ。

みんなはちゃんと、お金の勉強をしないといけないんだ。

そしてこれは、学校では教えてくれないということを覚えておいてね。

お金の勉強をしたい人は、ちゃんと先生が教えてあげる。

だから安心して、ロボ団においで^^

 

それではまた 次回をお楽しみに

 

 

 

 

 

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