大阪府|ロボ団本部

「できないこと」だらけの今を「創造的休暇」にするために

新型コロナの感染拡大により休校になって丸2ヶ月が経ちました。非常事態宣言も発令され「STAY HOME」が浸透し、少しずつ感染縮小の兆しが見えてきたことに少しホッとしています。ですが、ここで気を抜いてしまうと感染拡大の第二波を引き起こす恐れがありますから、引き続き「STAY HOME」を守っていきたいですね。

とはいえ、「STAY HOME」に、もう飽き飽きしている方も多いと思います。毎日テレビから流れる「やってはいけないこと」や「自粛」だらけの情報にもうんざりしてしまいますね。人は何かを制限や禁止されることで多くのストレスを感じると言われています。ですから、もう「できないこと」を数えるのはやめて、「できること」を見つけてみませんか?

今回は感染症の大流行で1年半もの間、大学の休校を余儀なくされ「できないこと」だらけの日々の中で「できること」を見つけた偉人ニュートンの学生時代の出来事を紹介します。

近代科学の祖と呼ばれるニュートンの驚異の2年


今から355年前、ニュートンが通うケンブリッジ大学があるロンドンではペストが大流行していました。ペストは14世紀にヨーロッパの人口の3分の1以上を死亡させたほどの恐ろしい病気です。ニュートンが学生のときの流行は数度目の襲来で多くの学校が休校になりました。

1665年から1666年にかけて1年半もの間、ニュートンはペスト禍から逃れて故郷に帰ることになり(まさに「おうち時間」ですね!)大学での研究が出来なくなってしまったのです。ですが、この休暇こそがニュートンの三大業績である「力学理論と万有引力の法則」「流率法(後の微分積分法)」「光学理論(プリズムの分光実験、光と色の理論)」の着想を得るきっかけとなりました。

実は、ニュートンは大学では講師の手伝いをすることで授業料を免除されるサイザーという身分だったため、研究以外にもいろいろな雑務がありなかなか自分の研究をする時間が取れなかったのです。この休暇のおかげで時間が生まれ、自身の三大業績となる研究の着想について自由に思考することができました。
この休暇期間は、ニュートンの人生において「驚異の2年」と呼ばれ、ペスト流行により生まれた「創造的休暇」になったのです。有名な逸話である、りんごの木からりんごが落ちるのを見て重力を発見したのもこの「おうち時間」だったのかもしれませんね。

そして今、世界各国の子どもたちが新型コロナの流行で外出自粛や休校により日常生活での多くの経験や学習機会を奪われています。悲観的なニュースばかりが流れる毎日で、どうしてもできないことを数えてしまいがちです。でも、時間がたくさんある今だからこそできることを見つけて何かを生み出すことができれば、この休暇を価値あるものにできるはず。

「学校に行けない時間」ではなく、「新しいことに挑戦できる時間」「夢を叶えるために練習できる時間」「好きなことに没頭できる時間」に変えてしまいましょう!

ロボ団は新しいオンラインサービスを始めます!

ロボ団も新型コロナの影響で3月〜5月にかけて休校を余儀なくされている校舎がたくさんあります。教室でのオフライン授業ができない今、できることはないか?と模索した結果、2つのオンラインサービスを開始することになりました!

1.ロボ団オンライン

従来のロボットプログラミング教室ロボ団での授業をオンラインで行ないます。

※ロボ団オンラインの詳細はこちらの記事で紹介しています!

2.つくロボ

新たなロボット教材を活用して家庭でもロボットプログラミングが学べるサービスです。
「ロボット」を使うところがロボ団の良さですが、各家庭でEV3を用意するのはなかなか難しいので
「レゴ®ブースト」をロボ団生全員にプレゼントすることにしました!(団長太っ腹!)


<つくロボ®の魅力>
日常の中で目にするロボットの「つかむ」「すくい上げる」などの動きの機構をオンラインで学び、自分で作ったロボットをプログラミングで動かしてみることで、ロボットの仕組みの理解を深めることができます。
つくロボ®で学んだ仕組みが

「こんなところにも使われていたんだ!」という気づきとなって日常とリンクすること

で、ロボ団が大事にしている「好きを学びに、社会につながる」が体現された教材です。

また、つくロボ®は教材だけではなく

「つくロボ®・コミュニティ」

という、つくロボ®ユーザが参加できる視聴者参加型のコンテンツも教材リリースと同時に開設!
つくロボ®コンテストなども開催し結果発表も行ないます。
プログラミング教室ロボ団のレッスンとは一味違う、会話形式や動画解説などを取り入れたつくロボ®はオンライン教材でロボットへの興味を深め、コミュニティで熱狂できるコンテンツです。

<開発への想い>
つくロボ®の教材開発はロボ団にとっても大きなチャレンジです。
ロボットプログラミング教室ロボ団でのレッスンでは教材だけではなく講師がいて初めて子どもたちのやりたい、やりきる力を引き出していましたが、つくロボ®はそうではありません。
教材として独立しているため、どうやって子どもたちの関心を引き出せるか、子どもたち自身に継続して学習したいと思ってもらえるか、に徹底的にこだわりました。

つくロボ®を通して、ロボットを触って動かす中で仕組みの面白さを学び、子どもたちの考える力、没頭する力を高めることを目指します!

※つくロボ®︎コミュニティ
週に1回45分間でZOOMでライブ配信を行なう番組です。
ナビゲーターはロボ団団長の重見が務めます!

内容例:①レッスンおさらい ②身近な機構 ③コンテスト結果発表
④こんなこと出来ました ⑤みんなでチャレンジ ⑥次回&今後の課題予告

教室に通うことができない今、家でも「ロボット制作×プログラミング×プレゼンテーション」を学べるようにロボ団の全精力を注いで準備を進めています。間もなくお届けしますので、楽しみにしていてくださいね!

ロボ団は、新型コロナによるマイナスをゼロに戻すのではなく、創造的休暇に変えてプラスを生み出すためにできることをやりきります!

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