ロボ団に加盟しようと思ったきっかけ
社会人としてのキャリアはシステムエンジニアでスタートしました。そこでIT化に関わる最前線にいたことや、新卒の研修担当になったことからITに関する様々な可能性を感じ、この可能性を子どもたちに伝えていきたいという想いがスタートです。また、別事業として保育園の経営をしています。その子どもたちに就学するタイミングで具体的な教育を提供したいという気持ちがあり、ロボットプログラミングというこれから大きな可能性があるものを選択しました。数あるプログラミング教室がある中、「ロボ団」を選んだのは様々な理由があったのですが、一番は団長の想いでした。ただのプログラミング教育ではなく、子ども達が将来どうなるかわからない社会に出て、いかに活躍できるかという大きなゴールからの逆算をしてカリキュラムを展開している、人間を作る教室であることが選択の大きな理由でした。
ロボ団を運営していて一番うれしかったこと
地域に少しずつ根付きながら生徒の成長を感じられることです。地域にプログラミング教室がまだ少ないこともあり、これからロボットプログラミング自体を浸透させていく必要があります。その中、「ロボットプログラミングに興味があったが通うことができなかった。ようやく通うことができて子どもも喜んでいる」「学習塾に付属している教室もあるが、授業数が少なく上手く通えなかったのでロボ団に変更した」「新型コロナウィルスの影響で授業が無くなってしまい困っていたが、この教室なら通うことができる」などといったご意見をいただきながら生徒たちが前向きに通ってくれていることがとても嬉しいです。
ロボ団を運営していて乗り越えた困難
2020年4月開校を目指し準備をしていた当校として新型コロナウィルスの影響は甚大でした。集客効果が高い門配(学校の門の前でチラシ配布すること)ができないなど、集客の手段が限られる上、体験会の開催ができない状況が続いていました。結果的にはコロナウィルスの感染拡大前に実施していた体験会からの集客結果のみで5月開校となりました。そのような状況でも入会辞退者はおらず、子ども達の学習・興味を止めないためにも開校を進めていくことに保護者の共感を得られたのは運営の自信に繋がりました。一つの要因として考えられるのが、小学校一斉休校の時に実施した保育園と連携をしての臨時学童です。ロボ団の一つのゴールである「社会と繋がる」ということを実践し、広域から参加していただけました。このような取り組みも地域への認知に繋がり、開校後も順次集客をすることができるようになったのではと考えています。私たちが地域と繋がる姿を生徒達に見せ、生徒達が地域に還元する行動を取る機会が増えるとより嬉しいなと思います。
ロボ団のカリキュラム、教材について
カリキュラムもロボ団に加入する大きなきっかけです。良いと思う点が数ある中で1つ目は「ロボットプログラミングである」こと。プログラミング教室の形は様々あり、ロボットだけのところやプログラミングだけのところなどがありますが、ロボ団は両方使います。何故なら、子どもが一番楽しく興味を持って学べるからです。プログラミングだけなら画面上で同じ動きをしますが、ロボットが入ると置き場所一つ違うと違う動きになります。この自然との共存は大人でも楽しいです。生徒がどうやったら学習が続くかをよく考えられています。2つ目は「Pythonまで学べる」ことです。エンジニア経験者として子どものうちに経験できるステップがあるのはとても良いと思います。全員プログラマーになって欲しいという訳ではなく、上を目指したい人は上を目指せる環境があることが可能性を広げます。3つ目は「ロボコンを目指す」こと。何かを目指して頑張ることは大切だと思います。世界を目指すことも可能です。プログラミングはなかなか日頃の学習成果が見えづらいですが、大会という目標を掲げる風土がロボ団全体にあることが成長できる要素の一つであると思います。他にもありますが、私が子どもの時にあったら人生が変わっていたなと思うきっかけが多くあります。
その他、新しい加盟先に伝えたいこと
長く経営されている方々は地域に根付いた運営をされています。私も江戸川区に根付いた校舎となるよう努力していきます。先輩方は皆さん、遠慮なくご指導を頂けます。他の校舎と繋がれることはFCとして進める大きなメリットです。開校まで沢山助けていただけました。FCとしての情報を活用しながら自分で発展させる覚悟を持ち、加盟されている方々が前向きに運営されると明るい日本と子どもの未来が待っていると考えています。