|登美ヶ丘ブログ番外編②|〜大切な挨拶の話〜

「挨拶ってなんで大事なの?」

この質問に答えることはできますか??

私は子供のころ、「大きな声で挨拶しなさい」「挨拶はとっても大切」と言われてきました。

おそらく皆さんも同じだと思います。子供たちの親になった今はそう言っているかも知れません。

では、なぜ「大きな声で」、なぜ「挨拶は大切」なのか説明できるでしょうか。

子供は「なぜ」を見つける天才です。

「挨拶はするものだ!」と言った感情論ではなく、ちゃんと説明してあげられる第一歩を一緒に学びましょう。

このお話は大人にとって、説明がすごく難しい「なぜ」のお話です。


大人も子供も一緒

 

「おはよう!!」と挨拶した時に、「あ、はい。」と言ったそっけない返事をされた経験はありませんか?

あるどころか、むしろ少なくないと思います。

では、あなたはその人にまた同じように「おはよう!!」と話しかけますか?

おそらく、次話しかけてもまた同じように反応されたらどうしよう。と一瞬頭をよぎるはず。

そうなるとだんだん、その人には話かけなくなっていきます。

距離をとってしまう。

整理すると、挨拶をしない人に話しかけるのって怖くないですか?という話です。

皆さんの周りを見渡してみてください。

今、仲良くしている同僚、ママ友達、通い詰める店の店員やよく行くスーパーのおばちゃんは

しっかり挨拶ができる人ではないですか?

初めての職場や初めての保育園、小学校、初めての町で

知っている人や知っている物が少ない時、気持ちよく挨拶できた人が今近くにいませんか?

子供にとっても同じです。大人にとっての町が、学校になるというだけの話です。

ここで大切なことはまだ「挨拶をしよう」ということではありません。

挨拶をしないと怖がられるということ。話しかけられなくなるということ。

コミュニケーションが取れず、情報が入らなくなるということです。

もしあなたが挨拶をしない方だったら、手に入るはずだったたくさんの情報をこぼしてしまっているかもしれません。

大人は自己責任で片付きますが、子供はもっと残酷です。

友達ができない。という結果が顕著に現れます。世間知らずの自己中心的で心ない少年・少女への第一歩です。

 

「挨拶をすること」はあなたや誰かをもちろん受け入れるよ!仲良くしようよ!と言った意思表現です。

「挨拶をすること」はあなたに共感し、誰かと距離を縮め、情報交換や友情交換をするための

もっとも簡単で、とっても大切な行動だということです。

世間知らずだった少年時代から、自分だけを信じてきた少年が

心ある人の支えの中でなんとか生きていると

Mr.Childrenさんも言っています。

これから少しずつ世界が広がっていく子供たちには一人でも多くの「心ある人」を作り

一人でも多く、誰かにとっての「心ある人」になって欲しいです。

そのための「挨拶をしよう!」です。

「挨拶ってなんで大事なの?」

もし聞かれた時は、愛を持って答えてあげてください。

 

それではまた次回、お楽しみに。

 

 

 

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