大阪府|ロボ団本部

【修了生のSTORY#2】ロボ団での経験を通して「ゲーム会社に入る」という夢ができた

圭吾さんが自分で振り返る成長と、(先生達からみた成長)

藤崎先生:最初は緊張してると思うから、簡単に最近の中学校の話とか聞けたらと思っているんですが、部活とか入りました?

圭吾さん:はい、情報技術部に入りました。

藤崎先生:へぇ〜!どんなことするの?

圭吾さん:音楽制作アプリで作曲したり、スクラッチでプログラミングしたりしています。

藤崎先生:すごいね!なんでその部活に入ろうと思ったの?

圭吾さん:ロボ団に6年間通って、将来の夢としてゲーム会社に入りたいなと思っているので、その夢までの途中の1つとして、この部活に入ろうかなと思いました。

小幡先生:そっか、じゃあ夢への第一歩として選んだんだね。自分の夢を見据えて選択したっていうのがすごいね!!

藤崎先生:そうなんだ。今日はこの後圭吾くんがロボ団に入った時に、自分がどのタイプだったかなとか、今教えてくれた夢の話にもつながっていく部分があると思うので、そのあたりをインタビューさせてもらえたらと思います。
早速ですが、この中にAからEまでのタイプがあります。最初の頃のレッスンとか思い出した時に、自分はこのタイプだったかなっていうのがあれば、教えてください!

圭吾さん:Bタイプ(気が散って集中が持続しないタイプ)だと思います。

小幡先生:えー、こっちなんだ!どうしてそう思うの?

圭吾さん:最初は自分がちゃんと理解した状態でやっていること(ミッションに取り組むこと)が少なかったと思う。


小幡先生:そうなんだ。周りのお友達やチームが気になってたりしたのかな?

圭吾さん:うん。

藤崎先生:そっか。圭吾くんが小学1年生で入会してくれたクラスがスターターで、レッスン時間も90分だったから大変だったよね。そこからマスタークラスを最後修了した時に克服できたこととかあったりしますか?

圭吾さん:最初の頃より集中する時間が伸びた気がします。最初はプログラミングが得意じゃなくて、大変だなと思っていたけど、ベーシックとかになって少しずつできるようになって友達と一緒に考えて楽しみながら長く集中できるようになりました。

小幡先生:ちょっとずつ自信になっていったんだね。先生の印象の中でも時々うまくいかないことがあると、「もうダメだ、どうしよう…」ってなって、ロボ団を辞めるかも、みたいな話も時々あった中で、一歩一歩頑張っていく姿は印象的だったので、今こうして圭吾くんからも最初は自信がなかったけど、友達と一緒に考えていくことが良かったという言葉が聞けたのは、先生としてもとても嬉しいです。他に変わった部分とかあるかな?

圭吾さん:卒業制作の時に、この時間はこの作業をする、といったことができるようになった気がする。(図でいうとタイプC:筋道を立てて物事を考える力が身についた)

小幡先生:そっか!やりたいことに対して、それをどう達成するかを考える力が身についたんだね。確かに卒業制作ではその力が求められるもんね。ちなみに卒業制作は何を作ったの?

圭吾さん:シューティングゲームです。いくつか偽物オブジェクトがある中で、本物のオブジェクトにボールが当たると、その他の偽物オブジェクトが全て消えるというゲームを作りました。

藤崎先生:他のマスター生は卒業制作の途中で作りたいものがどんどん変わったりしていく中で、圭吾くんは最初から作りたいものが変わらなかったのが印象的でした。自分が作りたいものを計画通り突き詰めてやり抜く力は、社会でもきっと必要になる力だと思います!

ロボ団本部 松本(以下、松本):卒業制作の中で、大変だったことはありますか?

圭吾さん:当たり判定が大変でした。

松本:そっか。他の生徒さんからも大変ってよく聞きます。どうやって乗り越えたの?

圭吾さん:先生に教えてもらったり、同じ時期に同じところで悩んでいる子が結構いたから、協力してできるようになりました。

松本:なるほど、お互い教え合っていたんだね。素晴らしいですね!

「ゲーム会社に入りたい」という圭吾さんの夢について

藤崎先生:ちょっと最初の夢の話に戻ると、さっき将来はゲーム会社に入りたいって言ってくれてたと思うんだけど、それって何かきっかけとかあったのかな?

圭吾さん:元々ゲームが好きだったんですけど、最後の卒業制作でゲームを制作することで少し自信がついて、 自分が好きなことを仕事に生かせたらいいなって思い、その夢を立てることができた。

藤崎先生:そうなの!ってことはマスタークラスに入るまでその夢はなかったんだ。すごいね。どのタイミングでその夢を考えたの?

圭吾さん:実は最後の卒業制作発表の3週間前くらいに、ゲーム作りが楽しいなって思って、それに繋がる仕事を考えた時にその夢が思い浮かびました。

藤崎先生:小学生の時にそれを夢や仕事にしたいという発想になるのがすごいし、ゲームは好きだけど、作りたいと思う人ってなかなかいないと思うよ!ちなみに、どういうところが面白いと思ったの?

圭吾さん:自分ができないって思ってても、検索したり自分で考えたりしてできるようになっていくのが嬉しかった。途中からロボットを動かすんじゃなくて、パソコンだけでコードを書くことは今までやってきたことと全然違ったけど、それでも少しずつ慣れていって最後にはゲーム作りも無事終わったから、自信になりました。

小幡先生:(入会時の圭吾くんを思い出しながら)最初は恥ずかしがり屋な部分もあって、なかなか自分の思ってることを言葉にするのも難しいかなって思った場面もあったと思うんだけども、今の姿見ると自分の経験したことをしっかり言葉にして、 自分は何が好きでどういうことが得意かって言えることは本当にすごいことだよ。圭吾くんの成長を感じて、もう涙が出そうになるぐらいに嬉しいです。

松本:ロボ団での経験を通して自信を持てたのは本当にすごいね。ちなみに、ロボ団だとクラスのお友達や教室の先生とか色々な人と関わる環境もあったと思うけど、そこはどう思ってたの?

圭吾さん:そういった人と関わるのも楽しいし、ゲーム会社に入りたいと思ったのも、ちゃんと教えてくれる先生たちへの憧れもあってなりたいと思った。

藤崎先生:それはとっても嬉しい!ちなみにどんなゲームを作りたいの?

圭吾さん:こういうのを作りたいっていうより、 自分が大人になっていくにつれてできているゲームを参考に、「これを作ったらみんなが楽しめるかな」という視点で考えて作ってみたい。

藤崎先生:もうそこまで考えられているなんてすごい!

小幡先生:自分のためではなくて、「誰かを喜ばせるため」というのは社会で働く上でも大事な考え方だし、相手のことを考えられることは圭吾くんの強みなんだろうなと思いました!

ご両親から見た成長と、ロボ団に通わせて良かったこと

小幡先生:お父さんお母さんからみて、ここまでのインタビューを聞いてみてどうですか?

お母様:こんなに受け答えできていることに内心ちょっと驚いています。 家だと私が色々聞きすぎてしまって黙ってしまうことが多いので。


お父様:僕は逆にもうちょっと具体性を持って話せたらもっと相手に伝わるかなと思いますが、それでも最初の頃の「楽しかった、良かった」といったような感想と比べたら、自分の気持ちを相手に伝えることができるようになったと思います。

お母様:どうだった?と聞いても「楽しかった」っていう感想ばっかりだったので…(笑)
お父様:何が良かったか、どう良かったのかをだいぶ聞くようにはしていたんですけどね。何がどう良いのかまで相手に伝えられたら良いなと思いますが、今の受け応えでも、まあまあ(笑)

松本:以前圭吾さんからロボ団が一番好きな習い事だと聞いていたのですが、他の習い事や学校と比べた時に、お母様から見てロボ団のこの部分が圭吾さんによって良かったんじゃないかと思う部分があればぜひ教えてください!

お母様:勉強となると苦手意識がすごいある感じがするんですけど、ロボ団はゲームやパソコンなどが好きな子たちが集まっている場所だから、居心地が良い。そういう環境の中で、のびのび楽しみながらできているように感じていました。なので、習い事の中では1番ロボ団が好き・楽しいっていうのはやっぱりそうなんだなと思いました。勉強関連は苦手意識や行きたくないといったことがあるので。ロボ団は友達と協力し合いながらとか、ペアだけじゃなくてクラスみんなで相談する授業の仕方をしているのを見た時に、すごいな、楽しみながらやっているなと思い、(その姿を見て)嬉しかったですね。

小幡先生:ありがとうございます。ちなみに、入会時にロボ団に期待してくださっていたことはどんなことでしたか?

お母様:それこそ集中力がなかったり、1人っ子なのであまり公園とかでみんなで遊ぶようなタイプではなかったので、お友達と協力しながら、 自分が集中して何かをやり続けるとかっていうのができたらいいなって思っていました。それが自分でもだんだんできるようになったって今言ってたのを聞いて、楽しみながら学ぶ中で、それが身についたのはすごく良かったです。

小幡先生:ありがとうございます!お父様はいかがですか?

お父様:こういう世の中なので、パソコンとかができなければ生きにくい世の中になってきたので、早くそういうものに触れる機会になってそれが好きになってくれたし、僕よりもタイピングは全然速いので、それはありがたいなと思っています。

圭吾さんから今のロボ団生にメッセージ!

松本:最後に、今のロボ団生に伝えたいメッセージがあったらお願いします!

圭吾さん:もし、自分と同じで自信がないと思っているなら、最初はあまり自信がなくても、同じクラスの友達がいて、ペアやチームが違っても一緒にお話ししたり、少しでも楽しめる時間があれば、プログラミングも頑張ろうって思えるし、楽しみながら最終的にゲームを作ったりできるようになるから、途中で終わったり辞めるんじゃなくて、最後までやり切ったほうが良いと自分は思います!

小幡先生:ありがとうございます。涙が出てきた…。

松本:圭吾さんにとって本当にお友達の存在が大きかったんだね。

圭吾さん:卒業制作では、自分は絵を書くのが苦手だったので友達に手伝ってもらったりしました。

松本:そうなんだ。本当にみんなで一緒に作った卒業制作だったんだね!

藤崎先生:ロボ団での経験を活かして、夢であるゲーム会社に入社して、ゲームの最後のエンドロールに圭吾くんの名前が載っているのを見ることができたら嬉しいです。

松本:今の時点で好きなことややりたいことが決まってることは本当にすごいことだと思うし、勉強もそのための手段になると思うから、これからも好きなことを突き詰めていってほしいと思います。頑張ってください!ロボ団一同応援しています!
本日は本当にありがとうございました。

インタビューへのご協力ありがとうございました!

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