ロボ団オンライン教材「つくロボ」
・ロボットの機構とプログラミングが同時に家で学べる
・教材配信=毎週”金”曜日
・つくロボコミュニティ=毎週”土”曜日
みなさんこんにちは!ロボ団です。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により3月から続いていた休校措置や外出自粛も5月末に緊急事態宣言が解除され、先週からようやく小学校の通常登校が再開されました。とはいえ、withコロナの「新しい日常」に慣れるにはもう少し時間がかかりそうですね。
ロボ団では、3ヶ月近くに及んだ自粛期間中に子供たちの学習機会が奪われることを懸念し、STAY HOMEでできるプログラミング学習として、4月からwebミーティングツールのzoomを活用したオンラインレッスンを実施しました。4月は馴染みのないオンラインレッスンに慣れてもらうためにもエンターテイメント要素の強い内容でしたが、5月からはロボ団のカリキュラムに沿ったオンラインレッスンを行ないました。
通常レッスンの再開によりオンラインレッスンは一旦終了となりますが、今回はオンラインレッスンと同時に開始したお家でロボットのメカニズムを学べる教材、その名も「つくロボ」を紹介します!
自粛によってマイナスになってしまった学習機会をゼロに戻すのではなく、プラスにしたい!そんな思いを込めてつくロボは生まれました。
つくロボは、ロボ団で使われているEV3ではなくレゴブーストというロボットを使用します。
なんと!このレゴブーストはロボ団生であれば無料で手に入れることができるんです!そして、教材も無料で10週間の期間、ロボ団webアプリで受講することが可能です。
レゴブーストはプログラミングで動かすことができるロボットですが、つくロボはロボットの機構について特に学べるコンテンツになっています。現在、「はさむ」「すくう」「のばす」機構までの教材が公開されています。
教材を見ながら自分のペースで取り組めるので、自宅での学習にもぴったりです。
1:つくロボとは? 〜つくロボで学べること〜
2:開発者の想い 〜つくロボに懸ける想いとは〜
3:つくロボコミュニティ 〜ロボ団団長の重見が毎週生配信?〜
4:最後に
つくロボとは? 〜つくロボで学べること〜
・自宅でオンライン学習が可能
・機構を学ぶ
ロボ団生はレッスンでいつもレゴ社のEV3を使用しているので、レゴシリーズのロボットは慣れたものですね!
これまでは、ロボ団の教室に行ったときしかロボットを作れない・・・と言う声もありました。今回は、このレゴブーストを希望者に無料配布!なかなかの太っ腹ですね。ロボ団のレッスンでは、たくさんのロボット製作を行なってきましたが、そのロボットの機構(※)を詳しく学ぶことはあまりありませんでした。ロボット製作の学習効果を高めるためには機構を学ぶことが重要になってきます。ただただロボットを組み立てるのではなく、どの部分がどのような働きをしているのかを考えることでより学びが深まります。
※レゴブーストとは・・・レゴ社が提供している、組み立てたレゴを自由自在に動かせるレゴブロックシリーズ。無料アプリをダウンロードすることで、プログラミングをすることができる。プログラミングによって600通り以上の動きを設定できるのでプログラミング学習の効果を高めます。
※機構とは・・・ものが組み合わさっている仕組み・メカニズム。
つくロボは自宅でできるオンライン学習です。
ロボ団アプリを利用することでオンラインで自宅で学べます。テキストをみて機構を学んだ後は、レゴブーストを使って自由に組み立てて、実際に動かすことで機構の仕組みを実感し、より深く学ぶことができます。自らがロボットの設計者となることで能動的に機構を学ぶことができるのです。教室にきた際に「こんなもの作ったよー!」と楽しい様子で組み立てたロボットを見せてくれる子供達もたくさんいます!もともとロボットが好きな子供達が多いロボ団生。お家で学べるようになったことで、好きな時にロボット作りができることが嬉しくて、さらにロボットが大好きになっているようです。
レゴブーストで機構を学ぶことができます。
これまで「はさむ機構」「すくい上げる機構」「のばす機構」(5月15日スタート)を公開しています。
身近なハサミなどを例にして機構を学ぶことで、様々なものの仕組み・メカニズムに興味を持つことができ、子供達の学習に繋がっているのではないでしょうか。
開発者の想い 〜つくロボに懸ける想いとは〜
開発者を代表して、大野先生にインタビューをしました。
Q、つくロボの目的って何?
(大野先生(以降:大野))「つくロボ」はお家でもロボットを使って新しい学びの機会をつくるために生まれたものです。
つくロボの内容はプログラミングが中心ではなくて、「つくる(創造)」ことに注目して、
機構をテーマに、LEGOを使って、たっぷり時間をかけて自分の力でつくりあげる、
その中で「自分でつくれるんだ!」という感覚を養って欲しいと考えています。
Q、これまでのつくロボ教材の開発で難しかったことは何?
(大野)色々ありますが、
・「ロボ団」とは別物の教材なのでゼロから作り上げる必要があったこと。
・GW期間中の短期間で形をつくりあげたこと。
・講師がいない中で楽しんで学んでもらうための仕組みづくり。
・などなど
挙げたらキリがありませんが、まだまだ改善できる部分はたくさんあるので、
随時アップデートしていきます。
Q、子供達にどんな力をつけて欲しい?
(大野)目的でも触れましたが、「自分でつくる力」です。
これは自身で考えたり、実行したり、修正したり、といったことも含みます。
この力はシチュエーションを選ばず役立ちます。
将来、社会で活躍する上での支えとなるでしょう。
Q、これからはどんな機構を教えてくれるの?
(大野)それは秘密!
・・・実は「つくロボ」のテーマとなる機構は、つくりながら考えています・・・。
ほとんど決まってはいますが、変更になる可能性もあるので、公開は控えておきます。これからのロボットづくりへの活用はもちろん、
世の中にあるものをとの結びつきを理解してもらえるような内容を用意していますのでご期待ください。
つくロボコミュニティ 〜ロボ団団長の重見(しげみん)が毎週生配信?〜
・全国のロボ団生の優秀作品紹介
つくロボでは、団長自らzoomを使って全国のロボ団の子供達のために生配信を行なっています。
そんな団長の愛称は「しげみん」
高身長で超イケメン!?ロボ団の団長を務め、子供達の教育のために活動している重見は、子供達から「しげみん!」と呼ばれ大人気です!
つくロボコミュニティでは、オレンジのつくロボTシャツを着て登場します!
つくロボでは、毎週「ダンチャレ」という、団長重見よりつくロボ学習の一環として生徒自らが考えた機構を動画で提出してアイデア、プレゼン、斬新性などを基準に優秀作品を決めるもの。
ダンチャレは、団長の重見が直接選考を行なっています。みなさんが投稿した作品は、全てしげみんが見てくれています。
つくロボギャラリー(ロボ団アプリ内)でも、優秀作品を確認することができますよ!
最後に
無料とは思えないほど充実した内容のつくロボ!教材配信・つくロボコミュティの曜日を再度ご案内します。ロボ団の学びをさらに深めるオンライン教材「つくロボ」。今後も引き続きよろしくお願いします!
・教材配信=毎週金曜日
・つくロボコミュニティ=毎週土曜日