今回ご紹介するのは、玉川学園前駅校に通う、根木あやみさん。
コロナ休校中にロボ団で実施した「おうちでチャレンジコンテスト プレゼンテーション部門」で優勝し、レゴと作ることが大好きな創造力豊かな4年生。
ロボ団に通って約2年「将来は困っている人を助けるロボットを作りたい!」と言うあやみさんはロボ団を通じてものを作る楽しみだけでなく、いろんな事にチャレンジする好奇心、そしてなによりも、誰かと協同することの大切さを学んだようです。
■ロボ団にはいったきっかけ
「もともとなにかを作ることが大好きで」と語るあやみさんのお母様。
はじめてあやみさんが体験会に訪れたのはあやみさんが小学校1年生の時。
小学校に入ったばかりということと、あまりたくさんの習いごとをすることに抵抗を感じ、その時は入会には至りませんでした。
その1年後、夏休みに玉川学園前駅校で実施されていた親子体験会にあやみさんはお父様と訪れます。
もともと何かを作ることが大好きなあやみさん、かつ、作ったものが動くこと、自分の作ったプログラミングによって動きを変えられることに改めて深い興味を持ち、絶対入会したい!とお母様を説得、ロボ団に入会することになりました。
■才能をぐんぐん発揮
ロボ団に入ると、様々なロボットを作り、工夫して色々な動きをさせることにどんどんハマっていきました。
コロナの休校中にロボ団で実施した「おうちでチャレンジコンテスト」。
プレゼンテーション部門において、見事な英語のプレゼンテーションで将来のロボットエンジニアとしての夢を(冒頭の動画参照)
ロボット企画コンテストの部では、”COVIT君”という、半径1m以内の侵入物を爆弾で退治するロボットを作り、応募してくれました。
COVIT君は、COVID19が世界中で流行している中、何かできることはないか、と考え、作ってくれたものです!!
※あやみさんが作成したプレゼンテーション資料
400を超える応募の中、プレゼンテーション部門で見事、最優秀賞を勝ち取り、EV3マインドストームを景品としてゲットします!
■コロナによるロボ団休校中に表れた変化
好きこそものの上手なれ、ロボ団レッスンでもクラスの中で誰よりも早くロボットを組み立て、人一倍ミッションに向き合って取り組もうとするあやみさん。他のお友達が少し怠けていたりすると、「早くがんばってやろうよ!」と常に声をかけ、手伝いますが自分とペースが合わないこともあり、ペアワークに難しさを感じることも多かったそうです。
コロナで大好きなロボ団が休校になってしまったものの、EV3を手に入れたあやみさん。
ロボ団のレッスンもないし、家で
「早速やってみよう、でも何を作ろうか?」と思った時、
「これまで習ったアドバンスを1からやってみたら?」とお母様に言われ、取り組み始めました。
ところが不思議、レッスンではできていたことが、家で改めてやってみるとわからないこと、疑問が色々出てきます。
その時、レッスンでは自分一人でやっていたと思っていたけど、実はペアでいてくれたお友達に助けられていたんだ!ということ、ペアワークのよさに気づいたそうです。
■教室が再開されて
待ちに待ったロボ団レッスンの再開。
以前まではひとりで進めてしまっていたことも、お友達の意見を聞きたい!と積極的にペアワークをしているそうです。
今日も、「新しい発見があったよ!」と。
「なになに?」と聞いてみると、
動いているMモーターをある条件で止めたいときに、よりピタッとに止める方法をペアに教えてもらい、
「自分が今まで正しいと思っていたのが違っていたことに気づいた!!」
と嬉しそうに教えてくれました。
ヘルプ隊として、他のペアが困っている時にも積極的に自分の意見、方法を伝え、自分自身も新しい知識を得、日々日々パワーアップしていくあやみさん。
10月から募集開始された「おうちでチャレンジコンテスト第2弾」では「ロボニャン(ロボ団のキャラクター)と一緒に歌って手を洗おう」という題目で、キラキラ星の曲と合わせて、誰もが楽しく手洗いができるようにと作ってくれました。
ロボ団大好き!!と言ってくれるあやみさんの今の目標は?と聞くと
「最近EV3で音楽がつくれるということがわかって、アルトとソプラノ、飾りパートを\作って全部せーので発射して1つの音楽をつくりたい!」と元気に話してくれました。
■保護者さまの想い
子どもにはスポーツでも、音楽でも、特に小さいころは何か没頭するものを見つけてほしい、それが子どもにとっての成功体験や自信、学び、そして将来の力に繋がったらいいな、と多くの親が思うのではないでしょうか。
なので、こんなスーパーなあやみさん、どんな教育をされてるの?って気になりますよね。
気になったので聞いてみました!
「一番は自分で決めて、自分で目標を立てて成し遂げるという経験」
それは、「失敗したとしても決断したことって記憶にも残るから。」
そういった経験の中で
「自分はできるんだ、できなかったとしても頑張ってやればなんとかなる、という経験、自分で決めたことに対してやっていく、という経験をやらせたいです」
英語や音楽など、「いろんな経験や体験が様々に融合する、それらが何かのチャンスの時にすっと組み合わさり、新しいアイデアとなって出てくる、それが評価されて自信につながる」
「自分はできる、できなくてもやればできるんだ、という経験をたくさんさせたい、悔しいと思って頑張って、頑張ったら乗り越えられる」
この経験とサイクルを意識されているとのこと。
とはいえ、いろんな事をやりすぎても忙しくなるのは嫌だというお母様。
「習い事は極力減らして、平日も夕食後の寝るまで、好きなことに没頭できるフリーな時間を作るように心がけています。」
・自分で決めること(親を説得するくらいの想いを持って!)
・色々な経験
・とはいえ子どもが没頭できる時間をきちんと確保する
これからもあやみちゃんの才能がどんどん開花されていくのが楽しみです!
素敵なお話しをありがとうございました!!