皆さんこんにちは。
ロボ団 学研奈良登美ヶ丘校 教室長の松山です。
コロナウイルスの影響で学校や保育園、ロボ団までも休講となり、休息と不安が入り混じる複雑な状況の中だと思います。
そこで本日から出来るだけたくさん、あえてロボ団の内容とは別の【日常生活におけるママ・パパ必見の大切なお話】を番外編という形でお送りします。
普段のプログラミング教育の内容は少しお休みです。※焦らずゆっくり準備しましょう
いつもとは違った日常生活における教育や保護者の皆様にとって知っていて損はない事。というお話をさせていただきます。
家事の合間や、ホッと一息つく瞬間のお供にしてもらえると嬉しいです。
それでは番外編、スタートです。
テスト前に掃除を始める君たちへ
いざ、テスト勉強!と意気込んだものの、ついつい部屋の掃除をはじめてしまう。
掃除には飽き足らず思い出の品の整理に手を出し、挙句マンガを読みあさる。
保護者の皆様もこんな経験が一度はあると思います。
こんなことをすればテストの結果は悪くなるのはわかっちゃいるのに・・・というやつです。
皆様もいずれご自身のお子様のこのような姿を目にするはずです。ついさっき目の当たりにした方もいるかもしれません。
ただそれが良いことなのか、悪いことなのか、はたまた、なぜこのような行動をとってしまうのか
皆様が 知っている と 知らない では大きく変わってくると思います。
まずは、なぜこのような行動をとってしまうのか、理解しておくことが重要です。
ほとんどの大人が通ったであろう道です。良いことであれば続ければいいし、
悪いことであれば、、、本当はやりたくないはず。
そんな皆様の頭の中を少しのぞいてみます。
なぜ、掃除に明け暮れてしまうのか
実はその理由は解明されていて、調べたらすぐに出てくるこれの正体は、
「セルフハンディキャッピング」
と言います。
「セルフハンディキャッピング」というのは、失敗した時の言い訳を自分なりに用意しておきたい!
という自己防衛の心理作用です。
「テストの点数が悪かったのは部屋の掃除をしていたからだ!」という言い訳を作るため。ということです。
言い訳を作ることで、良くない結果が出た時、自分が傷つかないための予防線を作っているのです。
大きくまとめて言い換えると、
人は「傷つくこと」「失敗すること」を過度に恐れる生き物のようです。
保護者の皆様はこのような状況に立ち会った時どのように接してますか??
まずは子供は今、「不安と戦っているんだ」と認識してあげてください。
そして「失敗すること」は悪い事じゃないと教えてあげてください。
おそらく、知っていればこの言動さえ愛おしく思えて来るはずです。
これまで「勉強しなさい!!!!!!」と一喝する。その一択だった保護者の新たな選択肢になれば幸いです。
プログラミング教育は子供達はもちろん、保護者の皆様にとってもまだ良くわからない新しいものだと思います。
その中には「不安」や「知らない」が多く存在しているかもしれません。
「テスト前に掃除を始める君たち」の心の中のように、
失敗することを恐れず、まずは「知らない」を「知っている」に変えてみましょう。
そうすると自ずと見え方は変わってくると思います。
子供達には「失敗すること」の大切さをプログラミングを通じて教育して参ります。
それでは、また次回をお楽しみに。