大阪府|ロボ団本部

幼児から通えるロボット教室 | その魅力とカリキュラムを紹介

2020年4月から、小学校でプログラミング教育が開始され、CMやWEBでもプログラミング教室の広告を目にすることが増えてきました。

幼稚園や小学生の習い事として少しずつ広がってきているプログラミング教室は使っている教材において大きく2つの種類に分けられます。

「ロボット」のようにリアル物を動かしながらプログラミングを学習する教室と、パソコンの画面の中のキャラクターなどを動かすプログラミングを制作、学習するものです。

この記事では、ロボットを使ったプログラミングが、特に低学年までの小さい子ども達がスタートするのによい理由とその特徴を紹介していきます。


ロボット教室(ロボット・プログラミング教室)とは

ロボットプログラミングはレゴ遊びのように、パーツを使って様々な形のロボットを組み立て、組み立てたものをプログラミングで動かす、というものです。

ロボットプログラミングは、特に小学校低学年までの子どもがプログラミングをはじめるにあたってたくさんのメリットがあります。

①なんと言っても楽しい!

通常、LEGOやつみき、ブロックで何かを作っても、自動で動かす、ということはしません。

一方でロボットプログラミングでは、自分が作ったロボットが、スイッチひとつで、しかも自分の意図したとおりに動いていく、子どもたちはまずここに感動します。自分の作ったプログラミングによってロボットが動くことが子どもにとって非常に楽しいため、子どもの興味が薄れにくく、学習のモチベーションを維持できることが特徴です。

②実際の動きを3次元で確認できるので、子どもにとって間違いがわかりやすい

boy testing robot that he built at home, engineering skills and STEM for kids

幼稚園児や小学校低学年は抽象概念が未発達です。

(※ピアジェが提唱した保存の概念、幅が異なる容器に同じ量の水をいれても、見た目の高さで水の多い少ないを判断してしまうように、小学校低学年(7歳くらいまで)の抽象概念が未発達な子どもは見た目の情報に左右されがちで、11歳までにこの保存の概念を子どもは獲得する、という理論は有名です)

※子どもの発達段階に関する記事はこちら
<小学生の発達段階に最適なロボットプログラミング>

小学校低学年までの子どもには、自分が作ったプログラミングが実際にどう動くのか、目の前でロボットが示してくれることでどこが正解でどこが修正すべきポイントなのかを把握しやすく、目標に向って試行錯誤を繰り返す学習意欲を担保、伸ばすことができる点もロボットプログラミングがおすすめな理由です。

③手先を使うので右脳の発達にも

ロボットプログラミング教室では、ロボットを動かすだけでなく、組み立てから授業を行う教室も多いです。ロボットを組み立てる教材は複数ありますが、どの教材も共通しているのが、細かいパーツを使う、ということです。細かいパーツを、完成図を見ながら組み立てていくロボット製作作業は、手先の運動や空間認知力向上にもつながります。

ロボット教室で使われている教材は?その違いは?

ロボットプログラミング教室でも使っている教材は様々です。ここでは代表的なロボットプログラミング教室で使われている教材3種類の特徴と料金についてご紹介します。

■主なロボット・プログラミング教材

①教育版 レゴ® マインドストーム® EV3

対象年齢:10歳〜
価格:57,283円(税込)
開発者:LEGO社

LEGOマインドストームEV3は15年以上前から販売されており、15年間にも多くのバージョンアップをして現在のバージョンとなっています。

レゴで作ったロボットをインテリジェントブロックと呼ばれる電子パーツで動かします。プログラミングはビジュアルプログラミングを採用しており、サンプルプログラムやチュートリアルが豊富に用意されているため初心者にも安心です。

対象年齢もやや高く値段もそこそこしますが、その分やれることも多く、本気でロボットプログラミングをやってみたい子にはとてもよい教材で、世界中で最も利用者が多いロボットプログラミング教材です。

②KOOV

対象年齢:8歳〜
価格:35,780円(税込み)
開発者:Sony

動物や車など、好きな形に組み立てたブロックを電子パーツになぎ、プログラミングで動かします。オリジナルアプリでは、ロボットの作り方から、ゲーム感覚でミッションをこなしながらプログラミングスキルを身につけることができる、学習をサポートしてくれる教材があります。

③アーテックロボット

対象年齢:8歳〜
価格:23,978円(税込)
開発者:アーテック社

プログラミング教材を開発しているアーテック社が開発した、センサーやモーター、ロボットをつくるパーツがセットになっている教材です。ものを乗せて運ぶ「トランスポーター」、線の上をたどって走る「ライントレーサー」、ものを掴む「アームロボット」などが作成できます。

同じロボット教材を使っていても、ブランドによってカリキュラム・テキストが異なりますので、同じロボット教材を使っていても内容を____確認してみるのがよいでしょう。

■ロボ団は「LEGOマインドストームEV3」を使用!その理由は?

①世界的に認知度が高く、ユーザー数が多いため、世界大会を毎年実施しているなど、子どもたちがチャレンジできる場が多いこと

②他の教具と比べても、センサーの種類が多く、制御範囲も広い、つまりプログラミングの自由度が高い(ビジュアルプログラミングにおいて)

③LEGOという子どもにとって親しみやすい教材のため「好きを学びに」を体現しやすい

ロボ団は2年連続、WRO(World Robotics Olympiad)の世界大会へ出場しています。約1800チームの中から、小中学生では6チームが手にすることができる世界大会のきっぷ。子どもたちが教室を飛び出して、チャレンジする機会を大切にしています。


■ロボット・プログラミング教室の料金体系

ロボットプログラミング教室は、教室によって料金体系も様々ですが、主に下記3つから構成されていることが多いようです。

①入会金:無料のところもあれば、期間限定で無料としているところ、入会金がかかるところそれぞれなのでホームページでチェックしましょう。

②ロボット購入代:ロボット教材が教室からの貸し出しか、購入が必要かによって初期費用が大きく変わります。ロボ団は教室からの貸し出しが基本で、購入を希望される方のみに購入いただきます。「子どもが続けることができるかわからないけど・・・」という方にも安心です。

③月謝&テキスト代:毎月の月謝に加えて、テキストやシステム使用料が必要な教室があります。テキスト代が月謝に含まれているのか、別で必要なのか、教室によって記載方法が異なりますので確認しましょう。

いつからはじめるのがいい?

最近は未就学のお子様も入学できるスクールも増えてきましたが、対象年齢は教室によって異なります。

幼少期は成長の差が著しい時期。一概に対象年齢にとらわれず、個々の成長度合い、理解度にあわせてコースを選びましょう。

■ロボ団のロボットプログラミングスクールの特徴

ロボ団は、「教育版 レゴ® マインドストーム® EV3」を使用しています。最後に簡単にロボ団の特徴をお伝えします!

①年長の秋からはじめることができる

10歳〜が対象年齢の教材ですが、オリジナルのテキストを開発することで、年長の秋からでも楽しく初めていただくことができます。

②ロボットの教材購入不要

先にも記載しましたが、約6万円する教材を通いはじめる前に購入するのはなかなかハードルの高いこと。ロボ団ではレッスンでロボットを貸し出ししますので、ロボットの購入負担なく、レベルの高い高品質な教材に触れていただくことができます。

③算数や理科を同時に学べるオリジナル教材

プログラミングには実は算数や理科の要素がたくさん詰まっています。ロボ団ではただプログラミングを学習するのではなく、明確に算数や理科、そして社会といった教科学習と結びつけること、そしてそれらをロボットを通じて楽しく学ぶことを目的につくられた教材を独自開発しています。子どもたちが算数、理科が苦手になる前に好きになるよう導きます。

④ペアで協力して取り組むことを通じて、協調性、コミュニケーション能力が身につく

こちらも他の教室には少ない特徴です。ロボ団は「プログラミングスキル」はスキルの1つとしてとらえ、社会に出た時に子どもたちが必要とされる力を身につけ、子どもたちの未来の選択肢を増やす、たくましく活きる力を身につけることを大事にしています。レッスンは全てペアで取り組みます。毎回違うペアと、協力して、お互いの考えと伝えあいながらミッションをクリアしていくことで、自分の考えを伝える力、他者と共同する力が身につきます。

⑤プログラミング言語、Pythonを学ぶことができる

Pythonは世界大手のSNSサービス「Facebook」や動画共有サービス「YouTube」の開発にも使用されています。ロボット分野ではソフトバンクの人間ロボット「pepper」の人工知能もPythonによって制御されるなど、実績も豊富で将来的に最も期待されているプログラミング言語の1つです。

⑥アプリでの学習管理機能付き

ロボ団オリジナルアプリでは、ご自宅でも行えるクイズが学習をサポート。教室で学んだことをしっかりと定着させます。

⑦プログラミングと社会のつながりを知る「社会とつながるプロジェクト」実施

子どもたちが社会をより身近に感じ、身の回りへの興味関心を高めてもらえるような教材コンテンツを宇宙航空研究開発機構(JAXA)や近畿日本鉄道などの大手企業・団体と連携して開発しています。社会とつながるプロジェクトを通じて、子どもたちの夢や将来への”きっかけ”を引き出したい。そんな想いを込めたプロジェクトは全国様々な場所でのイベントや教室での体験会で好評をいただいております。

子どもが楽しく、何かに没頭しながら学んでいる姿を見るのは親としても嬉しいものです。

ロボ団では、10月中は秋の新規生募集体験会、その後も授業の見学&体験を随時受け付けていますので、ぜひお問い合わせください!


アクセスランキング

人気の記事ランキング

人気のタグ

タグ別の記事はこちらから

各校舎の記事

校舎別の記事一覧はこちらから

月間アーカイブ

過去の記事はこちらから