2020年度から小学校でも必修化が始まり、2021年度から中学校、2022年度から高校での必修化も決定しているプログラミング教育。ますます注目を集め、保護者のSTEM教育への関心もさらに高まっていますが、プログラミング教育で何が身につくのか具体的にイメージが湧かないという保護者も多いのではないでしょうか。
プログラミング教育必修化の影響で、習い事の人気ランキングにプログラミング教室が入ってくることも近年ではめずらしくなくなってきました。プログラミング教室に通っている子どもの保護者は、プログラミング教室に通うことで我が子のどのような成長を期待しているのでしょうか。
今回、プログラミング教室「ロボ団」に通う生徒の保護者843人に2021年1月から2月にかけて子育て感や習い事についてアンケートを実施し、その調査結果から意外な事実も見えてきました。
学歴重視は1%以下!?
まずは、今どきの子育て感について見ていきたいと思います。
▼子どもの教育において大事にしていることは?
※12の項目から上位3つまでを選択
1位(529票)興味があることを見つけること
2位(440票)得意なものを伸ばすこと
3位(387票)自発性を持つこと
4位(301票)優しい気持ちをもつこと
5位(275票)個性を伸ばすこと
最も多くの票を獲得したのは「興味があることを見つけること」でした。子どもが積極的に物事に取り組むためには、子ども自身が何をやりたいのか、自分の「好き」を見つけることが重要です。2位の「得意なものを伸ばすこと」、続く3位の「自発性を持つこと」も同じく、子ども自身の気持ちを尊重したいという保護者の想いが見えます。
これらの項目を選んだ保護者の声には…
「得意なもの、興味のあるものを見つけ、伸ばしていく事で将来に役に立ってくれると良いなと思うので」
「大人になっても自発性を持って、自分で考えて行動できる子になって欲しいから」
「学校の勉強はできなくても自分が好きなこと、打ち込むことができるものを見つけてほしい」
「やりたいことを楽しく仕事につなげてほしい」
「好きなことから、知識が広がっていくことがよいと思うから」
一方で、保護者世代では最も重視されていたことのひとつである「よい学校に行くこと」つまり”学歴重視”は0.5%にも満たず、令和の子育て感は昭和とは大きく変化してきていることが分かります。
この結果は「勉強が出来て、よい学校に行くこと」だけでは将来の保証につながらなくなったという社会情勢の表れでもあるのかもしれません。
社会で生き抜く力を身につけてほしい
では、次に、保護者はロボ団に通うことで我が子にどのようなことを身につけてほしいと願っているのでしょうか?
▼ロボ団に通うことで子どもに身につけてほしいことや経験してほしいことは?
※14の項目から上位3つまでを選択
1位(437票)プログラミングスキル
2位(421票)やり抜く力・諦めない力
3位(399票)考える力
4位(330票)問題解決力・問題発見能力
5位(317票)プレゼンテーションスキル
こちらはもちろん「プログラミングスキル」が1位でした。ほぼ同票を獲得した「やり抜く力・諦めない力」が2位、続いて「考える力」が3位。そして、「問題解決能力・問題発見能力」「プレゼンテーションスキル」と、学校の勉強で学ぶことだけではなかなか身につかない”非認知能力”と呼ばれるものが多くランクインしています。
一方で、学力に直接結びつくスキルと考えられる「算数や理科が得意になる」は12位、「読解力」13位とあまり求められていないことが分かります。
先程の子育て感と同じく、学歴だけではなく社会で生き抜くための力を身につけさせたいという保護者の想いが結果に表れています。
▼子どもが何歳のときからロボ団に通わせている?
7歳以下が57%と、小学1年生頃までに通わせ始めている家庭が過半数を占めています。
これは、小学校でのプログラミング教育必修化が決定した背景から、保護者のSTEM教育への関心が高まっていること、そして、小学校に入る前にプログラミング思考の基礎を身につけさせたいという保護者の想いがあると考えられます。
とはいえ、保護者自身の子ども時代にはなかったプログラミング教室という未知の習い事に我が子を通わせるのは不安…という保護者も少なからずいるのではないでしょうか。
それでも、幼少期からプログラミングを通わせようと思った理由を探りたいと思います。
ロボ団入会の決め手となったのは子ども自身の意志
▼ロボ団に入会した決め手は? ※複数回答
1位(729票)子どもが通いたいと言ったから
2位(137票)母親がプログラミングを習わせたかったから
3位(112票)父親がプログラミングを習わせたかったから
4位(61票)その他の理由
実に85%以上の家庭が「子どもが通いたいと言ったから」と回答しました。「母親もしくは父親が通わせたいと思った」という回答もそれぞれ15%程ありましたが、その多くが「子どもが通いたいと言ったから」との複数回答で、子どもの意志を尊重している保護者が多いことが分かりました。
ロボ団の高い満足度の理由とは
最後に、ロボ団に対する満足度についての調査結果を見ていきたいと思います。
▼ロボ団の満足度は?
90%の保護者が「良い」「とても良い」と回答しました。
その理由は…
「子どもが本当に楽しそうに通っているので」
「子どもから聞くレッスンの内容や、本人が参加することを楽しみにしているから」
「子どもが通うことをとても楽しみにしています」
「自宅でも学んだことを生かして自分でゲームを作ったりして遊んでいます」
「本人が意欲的に通えている。ロボットの組み立てとプログラミングができて、
パートナーと相談しながら成功体験を共有でき、人前での発表も経験できる」
「子供が前向きに取り組んでいる」
「とっても楽しかった、とても悔しかった、レッスンごとに反応が大きい」
これらの理由からも「子ども主体」だからこそ、子ども自身が楽しんでいることが保護者の満足度に繋がっていることが分かります。
ロボ団では、「好きを学びに」というコンセプト、子どもたちの「好きだからやりたい!」という気持ちを原動力として、子どもたちのさまざまな能力を最大限引き出すことで「学び」につなげることを大切にしています。
子どもが「やりたい!」「好き!」と思えるプログラミング教室「ロボ団」の体験レッスンはこちらから!