大阪府|ロボ団本部

ロボットプログラミングが子どものプログラミング教育に良い理由

ロボットプログラミングとは?

プログラミングと聞くと、パソコンで言語を打ち込んだりする何だか難しくて大人も専門家でないとよくわからないもの…といったイメージをする方も多いかと思います。プログラミング教育は2020年から小学校でも必修化されましたが、大人ですら難しく感じるプログラミングを子どもが理解できるのか?と疑問の声も少なくありません。

そもそもプログラミングとは、やってほしいことをコンピューターが理解できる言葉で命令すること。そして、ロボットプログラミングとは、「前進する」や「障害物を避ける」等のロボットにやってほしいことをコンピューターに命令することでロボットをコントロールすることです。

コンピューターが理解できる言葉とはプログラミング言語のこと。この「プログラミング言語」が曲者で、簡単に覚えられるものではありません。ですが、子ども向けのロボットプログラミング教材には言語を覚えていなくても簡単にコンピューターに命令ができてロボットを制御できるものが開発され、世界中の子どもたちがプログラミングに取り組んでいます。子ども向けの教材については後述で触れたいと思います。

ロボットプログラミングが良い理由

では、何故ロボットプログラミングが子どもの教育に良いのでしょうか?
それには5つの理由があります。

▼ロボット自体の特性として様々な力が鍛えられる
ロボットの精巧なパーツに触れることで指先の器用さや集中力の育成に繋がります。また、ロボットは改造することも可能なので、子どもたちの個性も育まれます。ロボットを自分の力で完成させることで達成感も得られるので、やりきる力も身につきます。

▼自分で作ったロボットを動かすので自然とプログラミングに興味を持てる
ロボットプログラミングでは、子ども自身が作ったロボットをプログラミングで動かすことができます。自分が命令することで、自分が作ったロボットが目の前で動くのを見ることができるので、自然と興味を持つことができます。

▼チームで取り組むことができ、コミュニケーション能力が身につく
パソコンやタブレットのみでのプログラミングでは1人1台で学習することが多くなりますが、ロボットプログラミングであれば1人がパソコンやタブレットの入力、もう1人がロボットの動きを確認するといった2人1組での役割分担も可能です。チームで学習することで、自分の考えを相手に伝える機会が増え、子ども同士でのコミュニケーション能力を身につけることができます。

▼トライ・アンド・エラーが可能で子どもが続けやすく思考力が身につく
自分の考えたプログラミングで目の前のロボットがすぐ動くので結果が目に見えてわかりやすく、失敗しても再度挑戦できるので、飽きやすい子どもも続けることができます。繰り返し挑戦することで、思考力や問題解決力も鍛えられます。

▼将来的に実用的なプログラミング言語を習得できる
子ども向けのロボットプログラミング教材には「ビジュアル言語」というものが採用されていることが多いです。簡単な操作で視覚的にプログラミングを行なうことができ、プログラムコードの入力が必要ありません。ビジュアル言語を覚えてから、プログラムコードに置き換えるといった段階を踏んで学ぶことで、将来的に実用的なプログラミング言語を習得することができます。

ロボットを使用しないプログラミングは、ゲーム製作等を通してプログラミングに特化して学ぶことができますが、製作したものはあくまでコンピュータの中にデータとして保存されます。つまり、自分が実際に製作したものに触れられるわけではなく、周囲への共有も限られてしまいます。

ロボットプログラミングであれば、子どもたちが実際にロボットに触れながら学習を進めることができるので共有もスムーズです。ロボットが自分の思うように動くまで、ロボットに触れながら何度もトライ・アンド・エラーを繰り返すことで、子どもたちのさまざまな力が育まれます。

子ども向けのロボットプログラミング教材6選!

ここではロボットプログラミング教材を特徴別に紹介します。

【1】組み立て要らずで、簡単なロボットプログラミング教材2選

◆PETS

画像引用:PETS公式サイト (https://4ok.jp/pets/)

最初から完成した状態で購入できる木製ロボットプログラミング教材が、「PETS(対象年齢3歳半~)」です。※組み立てることから始められるキットもあります。

ロボットを組み上げる細かい作業が苦手な子どもは、ロボットプログラミングを始めることに抵抗があるかもしれませんが、すでに完成したロボットなら、最初の一歩を躓かずに学習を始められます。また、就学児でなくても簡単に取り組むことが可能です。

指示用ブロックをロボットに直接差し込む仕組みなので、一般的なビジュアルプログラミングよりも直感的にプログラミングの感覚を得られることがメリットです。

◆Ozobot Evo

画像引用:Ozobot Evo公式サイト (https://www.ozobot.jp/testimonials/)

ブロックを組み立てて、プログラミングの仕組みを理解する教材が多い中で、ひときわ独自的な機能を持つのが「Ozobot Evo(対象年齢8歳~)」です。

紙に描いた太いラインの色とそれ以外の余白の色を認識して、ロボットが動き回ります。

機械を扱うことに苦手意識がある子どもでも、お絵描き感覚でビジュアルプログラミングを楽しむことができるロボットプログラミング教材です。

【2】簡単な組み立てでとっつきやすいロボットプログラミング教材2選

◆レゴ ブースト

画像引用:レゴブースト公式サイト
(https://www.lego.com/ja-jp/service/device-guide/boost)

“レゴの遊びの要素”を最大限に生かしたロボットプログラミング教材「レゴブースト(対象年齢7歳以上~)」は、5種類のロボットの組み立てを楽しむことができ、さらに専用のアプリ使って60以上の動きを指示することができます。

ロボットプログラミング教材としてではなく、以前からレゴブロックを使って遊んだ経験がある子どもにとっては、自分で作ったレゴ作品が、自分の思い通りに動くことに驚くはずです。

※ロボ団の「つくロボ」では、レゴブーストを採用しています。

◆ソビーゴ

画像引用:ソビーゴ公式サイト(https://hello-sovigo.com/robot/)

専用パソコン「IchigoJam」を使って、キーボードの感覚にも慣れながらプログラミングの勉強ができるロボットプログラミング教材が「ソビーゴ(対象年齢小学生以上~)」です。

組み立てて完成するロボットの種類は1種類ですが、ソビーゴは段ボール製で自由なデコレーションが可能なので、デザインは子どもの自由に任せることができます。

見た目が可愛らしいので、ロボット感の強いおもちゃには興味がない女の子でも興味を持つことができる教材です。

【3】組み立てバリエーション豊かで学び方も豊富なプログラミング教材3選

◆クーブ ロボット

画像引用:クーブ公式サイト(https://www.koov.io/product)

順を追ってロボットプログラミングの技術を向上させていくことに適した、ロボットプログラミング教材が「クーブ ロボット(対象年齢8歳以上~)」です。

「クーブ ロボットレシピ(https://www.koov.io/recipes)」で検索すると出てくる公式サイトでは、最大24種のロボットの作り方が紹介されており、難易度「やさしい」「ふつう」「むずかしい」の3つのカテゴリー分けされているので、子どものロボット組み立て技術・プログラミング技術の向上に応じて、徐々に教材をグレードアップすることが可能です。子どもが長く興味を持つのに適した教材の1つだと言えます。

◆教育版レゴ® マインドストーム® EV3

“モノづくり”の能力を向上させる面でも、”プログラミング”のスキルを向上させる面でも優れている、本格的ロボットプログラミング教材が「教育版レゴ® マインドストーム® EV3」です。

ロボットの組み立ては先述の教材よりも複雑で、対象年齢も高めですが、その分教材としてのレベルは非常に高いです。

引用:Afrel (https://afrel-shop.com/shopbrand/ct82/)

成長に伴い、オモチャや教材にすぐに飽きてしまいがちな子どもでも、長く親しんで楽しむことができるロボットプログラミング教材が、「教育版レゴ® マインドストーム® EV3対象年齢10歳~)」です。

慣れ親しんだレゴブロックの要領で組み立て、ロボットアームタイプやジャイロボーイタイプ等、さまざまなロボットを作ることができ、レゴ好きな子どもの”作りたい”意欲を維持し続けられます。

また、EV3は応用性も高いです。見た目には複雑なロボットプログラミング教材に見えますが、プログラミング言語を扱う前に習得すべき、ビジュアルプログラミングの領域からプログラミングを学ぶことが可能です。

ビジュアルプログラミングに向き合いはじめてから、プログラミング言語を理解し、ロボットに複雑な動きをさせることが可能なレベルまで、子どもが飽きずに学習を続けられることが、EV3の最大のメリットです。

「指示して動かす」思考に慣れてきた子どもや細かなパーツの組み立てに慣れてきた子どもに最適なロボットプログラミング教材です。

※ロボ団のレッスンでは、教育版レゴ® マインドストーム® EV3を採用しています。

ロボ団でのロボットプログラミング

先述の通り、ロボ団のレッスンでは教育版レゴ® マインドストーム® EV3を、新型コロナ感染拡大防止による休校を受け新しくスタートした自宅で取り組めるロボ団オリジナルオンライン授業の一環である「つくロボ」ではレゴブーストを採用しています。

ロボ団のロボットプログラミング教室は年長から始められます!
「教育版レゴ® マインドストーム® EV3」は対象年齢10歳以上ですが、ロボ団オリジナルテキストにより年長から受講が可能です。低年齢の子どもでも理解できるよう、分かりやすい内容からスタートします。

ロボ団はロボット教材の購入が不要です!
一般的なロボットプログラミング教室では、教材購入含め初期費用が5〜6万円ほどかかる場合があります。ロボ団では、教室での貸出制としており、入会時にロボット教材を購入する必要はありません。1人でも多くの子どもにプログラミング教育に触れてほしいという思いがあり、入会時のハードルを低くしています。

ロボ団のレッスン詳細ページはこちら!
ロボ団のつくロボ詳細動画はこちら!

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