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ロボ団生にも人気の「くもん」はいつから通うのがベスト?


「子どもにできるだけ小さいうちから勉強をさせたい。中学受験もするかもしれないし……ベストなのは塾?それとも家庭教師?」選択肢が多くて色々迷ってしまいますよね。今日は昔から人気で馴染みのある「くもん」について紹介していきます。

東大生の3人に1人は公文式ってほんと?

「東大生の3人に1人は公文式出身」という噂を聞いたことはありませんか?これは2017年に出版された一冊の書籍のタイトルです。衝撃的かつわかりやすいタイトル、さらに帯には「秀才を育てる魔法の教室か?ただの計算訓練所か?」と刺激的な文言が載っています。

著者はこの本を通して何を訴えたかったのでしょう。そして気になるのは本当に「東大生の3人に1人は公文式」だったのでしょうか?

おおたとしまさ「なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?」

著者おおたとしまさ氏が現役東大生100人に対して行った聞き取り調査では「東大生の3人に1人」が公文式経験者と回答しました。それどころか偏差値最高峰と言われる東大医学部生の「3人に2人」が公文式出身でした。

ではなぜ、東大生に公文は人気なのでしょう?詳しくはこの本を読んでいただくことにして、最も大きな理由は「学習習慣を身に付ける」ということのようです。ちなみにこの本はただ公文式を褒めるだけでなく、そのメリット・デメリットにもきちんと言及している良書です。また、おおたとしまさ氏は教育に関する多くの講演や座談会などを行っており、その内容の一部はブログ記事で見ることができます。

ブログ記事一覧|おおたとしまさオフィシャルブログ「Father’s Eyes」Powered by Ameba (ameblo.jp)

ロボ団が通っている習い事ランキングでも5位と人気

ロボ団生の間でも公文式は人気です。ロボ団生へのアンケート「ロボ団の他に通っている習い事」ランキングでも5位!未就学でも始められることなどが人気の秘密です。

今どきの小学生の習い事ランキングベスト20!人気急上昇の習い事は? | ロボ団ブログ | ロボットプログラミング教室 ロボ団 (robo-done.com)

保護者世代もよく知っている「くもん」

現在国内外合わせて2万4500もの教室が開設され、生徒数420万人を超える海外でも青い看板でおなじみの「KUMON」ですが、その知名度を一気に引き上げたのは一冊の書籍でした。1974年に出版され30万部を売り上げたその書籍のタイトルは「公文式算数の秘密」。

受験戦争と揶揄された中学受験などの教育熱の盛り上がりも手伝って、教育業界のみならず一般社会を巻き込んだベストセラーになりました。この本をきっかけに一気に「くもん」は全国で人気の習い事になりました。圧倒的な教室数のおかげで、近所に教室があり子どもでも通いやすい「くもん」は長年こどもの勉強の心強い味方として愛されてきました。子育て世代の方の中には、子どもの頃に自分も公文教室に通っていたという方も多いのではないでしょうか。

公文式とは


公文は公文式学習を通じて「自分自身の生きる道を自らの力で切り拓いていける健全で有能な人材」の育成を目指すとあります。

できるだけ早い時期から「高い学力」と「自分で学ぶ力(自学自習力)」を身に付けることを狙いとしています。その力を身に付けることで自分自身で生きる道を切り拓く、言い換えるならば自分の将来を選ぶことのできる力を身に付けることが目標なのです。

創設者の「我が子への想い」から始まった学習法

公文式の呼び名は創設者の名前「公文 公(くもん とおる)」から名付けられました。

高校の数学教師だった彼は息子が小2の頃、息子の教育方針について妻と相談しました。

ある日、小学2年生だった長男の答案用紙を見て妻は驚きます。と、いうのも息子はどちらかというと算数が得意だと思っていたからです。相談された公先生はかねてから抱いていたある思いを胸に我が子のための教材づくりに取り組みます。その思いとは「子供の自主的な勉強意欲を育てる」ことと「計算力は勉強の効率を高める」ということでした。

1日30分、ルーズリーフに手書きという、父の作った課題に取り組んだ長男はみるみる力をつけました。小学校6年生の夏には微分・積分を学習するようになったほどです。そして近所の子どもたちにも同じ教材で指導したところ、その子どもたちの成績も飛躍的にアップし効果を実感しました。こうして公文式が生まれたのです。

年齢や学年ではなく一人ひとりの能力に応じた学習


公文式には「何年生だからこの教材」というカリキュラムはありません。子どもの学力は一人ひとり違います。1年生だから全部同じ内容でとなると、ある子には少し難しいと感じ、ある子には少し簡単で退屈に感じることがあります。公文では一人ひとりの学力、一人ひとりの学習スピードに合わせて学ぶことができます。自分の力にちょうどぴったり合った学習だから、自分の力を最大限に伸ばすことができるのです。今すぐ100点取れるやさしい問題から始めて高度な問題へとスモールステップで進めることができるのも特徴です。学年で教材が統一されているわけではないので、学校のように一斉授業もありません。先生から教わるのではなく、一人ひとりが自分に与えられた教材に取り組みます。講師がすぐ解き方や答えを教えたりはせず、子どもが自分で考え答えまでたどり着けるように導きます。そして一枚のプリントが終わったら答え合わせをし、100点満点の正解になるまで問題を解く。それを何度もひたすら繰り返します。100点になるまで何度も粘り強く取り組むことで最後までやり抜く力が身に付きます。そして今日中にここまでやらなくてはいけない、という決まりはなく、子どもたちは自分が満足するまで課題に取り組みます。学習進度がゆっくりの子はじっくりと確実に、早い子はどんどん勉強を進めることで子どもたちの勉強への興味や学びたいという気持ち、自主的な勉強意欲が育っていくのです。

できるだけ早く高校教材を学習することが可能

「中学受験を始めるまでに3学年は先に進んでいてほしい」と中学受験の進学塾講師は口を揃えます。小3から本格化する中学受験においてこれは決して大袈裟な目標ではなく、受験対策のカリキュラムから逆算して導き出した現実的な目標です。この目標に最も適しているのが公文式なのです。自分でどんどん学習を進められる公文式では、小学校中学年でありながら中学生の問題に取り組む子どもたちもけっして珍しくありません。

公文式は何歳からでも始められる?!

「公文式に学年ごとのカリキュラムはない」とはいえ、まだ言葉も理解できない幼児に計算問題を出すわけにはいきません。また中学生から始めた人に対して小学校の算数からスタートさせるわけではありません。それぞれのレベルは入会時のテストによって判定されるので、個人にあったレベルの課題に取り組むことができます。

0歳~2歳 乳児・幼児

Baby Kumon

くもんには最初に0歳~2歳の子どもたちのために「Baby Kumon」があります。親子のやりとりに重点を置いており、当然ですが子どもたちが学習するというよりは保護者の方々に向けての様々な幼児教育のヒントを提供することが主になります。絵本の読み聞かせや歌いかけなど「ことばのやりとり」を親子で重ねていくことで親子の絆を育み、好奇心を持って自分から学べる子へと導きます。

Baby Kumonでは教室に通うかおうちでZoomや電話でやりとりするかをそれぞれの都合に合わせて選ぶことができます。子育て中のママにとってありがたいですよね。

公文式「さんすう」「えいご」「こくご」

「Baby Kumon」を卒業したらいよいよ公文式の学習が始まります。「さんすう」「えいご」「こくご」の3教科がありますが、ここでもそれぞれの力に合わせて取り組む課題が用意されます。まだ読み書きできない子は数字カードなどで楽しみながら学習します。読み書きができる子はしっかり文字が書けるようにプリント教材を進めていきます。

3歳~5歳 小学校入学準備


3歳~5歳は小学校入学の準備をスタートする大切な時期です。また、読み書きのバランスや子どもたちの学習進度に大きな差がある時期でもあります。公文式には「ズンズン」という運筆教材があり、年長・年中・年少に関わらずそれぞれのレベルにあった楽しい学習を進めることができます。幼稚園・保育園ではクレヨンや絵の具、色鉛筆などを使って自由に絵や字を書くことができますが、小学校からは一律で鉛筆を使った書き方が始まります。運筆や筆圧だけでなく、書き順といったこれまでは意識していなかった勉強も始まります。そこで躓くことなく、「自分でできた!」という成功体験を重ね、「勉強って楽しい!」と思える気持ちを育てることで、自信と余裕をもって小学生になる準備をすることができます。

小1~小6 小学生


公文式学習法が小学生に何より身につけさせたいのは「学習の習慣化」です。長くても1教科30分というのは子どもたちが無理なく続けられるように考えられた時間割なのです。そして週2回の教室は学習進度の確認の場でもあります。教室で勉強をするだけではなく、出された宿題をきちんとやってくるということで家庭学習を習慣化させるという目的があるのです。

そして小学生の公文式では算数、特に計算問題に重点を置いています。いかに速く、正確に、多くの計算ができるかを重視しています。

高校の数学教師であった創始者の公文氏は、長い間数学の課題に苦しむ生徒たちを見ていてあることに気がつきました。彼らは問題が「解けない」のではなく、計算に時間を使いすぎて、問題を「解く時間がない」ということでした。そこで公文氏は子どもたちに徹底して計算問題を繰り返させました。圧倒的な計算力と基礎学力があれば、難しい問題に取り組む時間と労力が確保できると考えたのです。またどんどん先取り学習をすることで、学校の授業にも余裕をもってついていくことができるのです。

理数成績アップ!?ロボットプログラミングが子どもに与えるメリット | ロボ団ブログ | ロボットプログラミング教室 ロボ団 (robo-done.com)

中1~高3 中学生/高校生


中学生になって多くの子どもたちがつまずくのが「英語」です。小学校でも英語授業が必修化されましたが、文法や語法といった本格的な学習に入るのは中学校からです。公文式では「聞く・読む・書く」のスリーステップを大切にしています。まずはリスニングと音読に重点を置き、その文章の「意味がわかる」状態になってから文法を習得します。あとから文章の構造を知ることでより深く文章の意味を知ることができるのです。

また教材にタッチすると音声が出る「E-Pencil」を使うと、いつでも気軽に英語を聞くことができ、文字と発音が頭の中でしっかりと結びつきます。つまずきがちなリスニングと単語学習を総合的に学ぶことができ、すんなりと頭に定着させることができます。

大人 大学生/社会人

公文式の学びは決して子どもたちのためだけのものではありません。大学生や社会人になってからも公文式を始める方々がいらっしゃいます。特に人気なのが、公文式の書写教室「公文書写」。ペン習字・筆ペン・毛筆に対応しており、個別指導や無料体験も盛んにおこなわれています。「字が汚いので冠婚葬祭での記帳が憂鬱だったけど自信がついた」や「メール社会の現代だからこそ、手書きの文字が喜ばれた」という報告が多く寄せられているようです。

くもんはいつから通う?おすすめの時期

さて、くもんはいつから通うのがオススメなのでしょうか?せっかく月謝を払うのですからできるだけ効率の良いタイミングを選びたいものですよね。早ければ早いほどよいというわけではありません。また教科によってもベストなタイミングは違うようです。ぜひ参考にしてみてください。

算数:4歳~7歳 ピアジェ発達段階の思考期からがベスト


算数は4歳~7歳の間に始めるのがよいようです。この頃は発達心理学で有名なピアジェが提唱した「発達段階の直観的思考期」と言われる時期で、ものごとを見たまま直観的にとらえる時期です。この時期になると論理的とはまだ言えませんが、理性的に物事を考えることができます。「中心化」という「物事の特長を捉える力」を持ち始めますので、りんごがそれぞれいくつ、みかんがそれぞれいくつといった足し算をわけて考えることもできるようになります。この時期に多くの計算問題に触れることで、算数に対する苦手意識を取り除き、「やった!」「できた!」という満足感や達成感を育てることができます。

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国語:本が好きなら通わなくても語学力は伸びる


小学校に入る前にひらがなや漢字などを先取り学習したい場合は早くから始めてもよいかもしれません。

いわゆる国語力は文章を読む力が重要です。文字が読めるようになったら、あとは普段どれほど文章を読むことに慣れ親しんでいるかです。もしお子さんが読書好きで日頃から文章を読む習慣があれば、必ずしも公文の国語を習う必要はないかもしれません。

さらにお子さんと一緒に読んだ本について「どんなお話だった?」「どう思った?」「どこが面白かった?」などお子さんの感想や意見を聞いて話し合ってみましょう。物語を分解・考察・再構築することで自然と読解力が身に着くようになります。

「うちの子はほとんど読書しないな」「国語力が足りなさそう」という場合は何歳からスタートしてもよいでしょう。

英語:国語力が身につく小学校高学年からがオススメ


公文の英語は文法中心です。中学の英語を思い出していただけるとイメージしやすいと思います。

前述のようにリスニングと音読に重点を置いているのですが、文法も学ぶのでその時に文法を理解するには、日本語がわかっていないと難しいのです。主語とか動詞とか過去形とか小学校低学年ではちょっと難しいですよね。まずは英語より前に国語力をつけてからがおすすめです。国語力がある程度身についている小5くらいの高学年になってからがベストな時期でしょう。

ドリルでの学習ではなく、英会話となるとまた異なってきます。人との会話が理解できるようになる年齢になったら、英会話を始めてみてもいい時期です。英会話教室でネイティブの講師と英語で楽しくコミュニケーションを取り合うことでどんどん英語を吸収していきます。英語の発音に耳を慣らし、「聞く」「話す」の力を鍛えるには幼稚園や小学校低学年など小さい頃からがオススメです。

ダンについて | 大阪府堺市、なかもず・白鷺エリアの英会話教室done.【英会話のダン.】 (done-english.com)

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