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小学生の反抗期の関わり方で心がけたいことは?

反抗期ってどんなもの?

反抗期とは、一般的に「子どもが人の意見や指示に反抗することが増える時期」とされています。よくいわれる反抗期は人生において一度ではなく二度訪れます。幼少期の反抗期を「第一次反抗期」、思春期の反抗期を「第二次反抗期」と呼びます。そもそも「反抗期」とは何なのでしょうか。子どもの心の中に何が起こっているのでしょうか。子どもの反抗期と親の関わり方について解説します。

第一次反抗期


最初の反抗期は「イヤイヤ期」と言われる時期のことです。「お着がえしようか?」とか「ママと一緒にお風呂入ろう」とか何を言っても「イヤ!」と返ってくるあの時期です。年齢でいえば1歳半くらいから3・4歳ぐらいまでの子どもに訪れます。「魔の2歳児」とも呼ばれることがあるほど手のかかる時期ですよね。なにもわからない赤ちゃんだった子どもが、自立心が芽生え始め「幼児」に移り変わる時期です。この時期は敏感期とも呼ばれ、外界から受ける刺激にあらゆる感覚が敏感になる時期で、この時期に生きるために必要な能力を短時間に獲得しようとしていて、自分を成長させるために一生懸命なんだそうです。また自分の意思や感情を伝えようとするのですが、まだうまく伝えられないので駄々をこねてしまいます。面白いことに、この「イヤイヤ」は“子どもが自分で「甘え」が許されると判断した特定の大人に対し反抗する”(菊地篤子「第一反抗期に関する事例研究」)そうです。どうしたらよいかわからなくなる「イヤイヤ」もこれを知っていれば可愛く見えてくるかもしれませんね。

第二次反抗期


そして多くの親御さんを悩ませているのが思春期初期に訪れる第二次反抗期です。だいたい小学生高学年である11歳から15歳頃と言われています。文部科学省では精神的な自立の手がかりを得るとされる中学2年生の頃と定義しているようです。この頃になると、以前は素直に話を聞いてくれていた子どもがなかなか耳を貸さなくなったり、誰かの意見や指示に対して抵抗するようになったり…口数が極端に少なくなったり、自分の部屋にこもりがちになる、などといった行動も典型的な反抗期の特徴です。

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思春期の反抗期はなぜ起こるの?

では思春期の反抗期はなぜ起こるのでしょうか?かつて反抗期を経験したはずなのにうまく説明するのは難しいものです。そこには身体的成長と精神的成長のアンバランスだけでなく、家族構成や学校生活などの環境的な要因も考えられます。

身体とこころの発達の違い

思春期は子どもから大人へと変化する時期です。身体の発育はめざましく身長が急に伸び、大人らしいからだつきになります。精神的にも親離れをし始める時期でもありますが、身体の成長と心の成長が必ずしも一致するわけではありません。体は成長してもまだまだ親に甘えていたい子どもたちも多くいますし、一方親の方も子どもの成長にどう接するか戸惑う時期でもあります。体の成長も心の成長もそれぞれ個人差が大きいので、平均値や他の子どもたちと比べるのではなく、その子自身の成長を見守るようにしましょう。

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身体の変化


女子は早い子なら10歳くらいから、男子は12歳くらいから第二次性徴期に差し掛かります。男女ともに急に身長が伸び、1年間に男子は約10cm~12cm、女子は約8cmも身長が伸びるという調査もあります。加えて男の子は声変りが始まり、髭や喉仏が出てきます。女の子は体がふっくらと丸みを帯び、生理が始まります。体格的な成長だけでなく性的な体の変化が出てくる時期です。

こころの変化

急激な体の変化に伴い、こころも成長します。しかし一般的にこころの成長は身体の成長に比べてゆっくりだと言われています。身体の変化は来るべき時が来れば訪れ、眠っている間にも変化は続いています。見た目も変化するので、自分よりも他人から変化を指摘されることも多いでしょう。しかし、心の変化は目に見えません。他人から「心が大人になったね」なんて言われることはめったにありません。「体ばっかり大きくなって、中身は全く子どもなんだから…」なんて言う言い回しは昔からありますが、それも当然のこと。身体が成長したからと言って同じスピードで精神的に大人になるわけではありません。

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身体とこころの成熟した面と幼い面の両面を持つことで不安定に

思春期は身体もこころも子どもから大人に変わっていく時期です。つまり成長して大人になった部分とまだ幼い子どもの部分が併存するアンバランスな時期です。

身体は成長に伴いホルモン分泌が多くなっていき、ホルモンバランスが乱れるようになります。自律神経の乱れから、起床時交感神経が活性化せず血圧が上がらないので、立ちくらみが起きる「起立性調節障害」などの心身症を発症する場合があります。身体全体の血流が悪いので疲れやすかったり、思考力の低下や集中力の欠如なども見られます。ホルモンバランスの影響で、体の変化だけでなく心も不安定になり気持ちがイライラしたり落ち込んだりするようになります。

身体は急速に成長します。そして年齢と共に社会的な役割変化への期待も大きくなると、その変化に戸惑い気持ちが追い付かない状態に。自身のこころの成長に加えて、身体的環境的変化により不安定になりやすいのがこの時期です。

不安定な状況によるストレスを発散するために攻撃的に

可愛いわが子から急に「うるさい!」「部屋に入ってくるな!」とか暴言吐かれるようになるとショックですよね。物にあたるなどの暴力的行為が現れる場合もあるでしょう。身体も心も不安定な状況は、本人が意識しなくてもかなりのストレスになります。イライラすることが増え、なんとか発散しようと他者にたいして攻撃的になりがちです。そしてそのターゲットになるのが保護者や兄弟などの身近な人たちなのです。

自己同一性


第一次反抗期では「自我の芽生え」が起こりました。そして思春期には「自己同一性」が課題となります。「自己同一性」つまり「アイデンティティ」はアメリカの発達心理学者のエリク・H・エリクソンが提唱した概念です。「アイデンティティ」とは「これが他ならぬ自分であり、他のものではない」という状態、もしくは自己の同一性を確立するための要素のことを指します。エリクソンは人間の成長段階を「乳児期」「幼児前期」「幼児後期」「学童期」「青年期」「成人期」「壮年期」「老年期」の8つの発達段階に分けました。いわゆる思春期にあたる「青年期(13歳~)」は「自分らしさ」とは何なのかを考えアイデンティティを形成確立していこうとする時期になります。

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自分は何者なのか、自分らしさの追求

今までも自分を形成してきているのですが、一度足を止めて「自分とはどういう人間だっけ?」ともう一度再定義しなおすのがこの時期です。「自分が認識する自分」を形成するため、「自分とは何者なのか」「これからどう生きていくのか」など自分への問いを繰り返し、葛藤し自分らしさを模索します。自分への関心がとても高くなっている時期なので、自己評価が高くなったり、些細なことで自信をなくしたりします。「自分らしさ」に敏感になっているため、親や周りの人間に対しても厳しく評価するようになり、急に幻滅したり軽蔑したりするようなこともあります。

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親や教師からの干渉が「らしさ」を阻害すると感じて反抗的になる

今まで親や先生から言われることを素直に従っていた子も急に反抗的になったりします。子どもたちは「大人が望む自分」ではなく「自分が思う自分」を探しているのです。例えば「その服装はやめなさい」と言われることはせっかく表現している「自分らしさ」を否定されることになります。どんな服装がかっこいいかダサいかは自分で決めたい。その選択肢をとりあげられることで自分を自分の成長を「阻害」されていると感じてしまい、親や教師に反抗的になってしまうのです。

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第二次反抗期の特徴


児童心理学者の乾孝は「反抗の質をこそ私たちは重視しなければならない」と論じました(「児童心理学,新版」1977)。「何を言っても言うことを聞かない」という点では同じですが、第一次反抗期と第二次反抗期ではその質が全く異なります。第二次反抗期は世の中の価値観やルール、今まで当たり前に従ってきた決まりに自分の頭で考えて疑問を持つ時期です。既存の価値観に疑問を持ち、思考することは一生の財産になります。

思春期によりストレスを受けやすくなった子どもの防衛反応

身体と心が成長するだけでなく、学校などの環境の変化にもさらされる思春期の子供たちは大きなストレスを受けています。そんな不安定な状態にある子どもたちは、本能的に「自己」を守ろうとします。その防衛反応が反抗期の正体なのです。

干渉を嫌がる

まず子どもたちは干渉を嫌がるようになります。それまでは自分から学校での話をしてくれていたのに、あまり話さなくなった。こちらから「学校はどう?」と話しかけても「別に」「普通」としか答えなくなったりします。親は何気ない普段の話を聞きたいだけなのに、子どもたちは「監視されている」と感じてしまうのです。部屋に入られることや、小言を言われることも「生活や行動をチェックされている」と感じてしまいます。干渉されることが「うっとおしい」、そういう年頃なのです。

暴言や口答えをする

親に対して口答えをするだけでなく暴言を吐く場合もあります。しかし口答えをするということは自分の考えを持っているという証拠でもあります。また暴言は「このくらいなら言っても大丈夫」と思っている相手に対する甘え、つまり信頼関係のあらわれでもあります。言葉通りに捉えて思いつめないように心がけましょう。

関わることを拒否する

思春期の子供たちは親と関わることを避ける傾向にあります。「学校や外では話しかけないで」とはっきり言われてしまうこともあるかもしれません。しかし、それは「親に頼らず自分で行動する」という意思の表れです。他にも性格的におとなしい子どもは攻撃的になれないために「関わらない」という消極的な反抗をしている場合もあります。いずれにしても子どもたちは「自立しようとしている」と思って見守りましょう。

物に当たったり暴力を振るう

ためこんだストレスをどう発散してよいかわからず物に当たるなど乱暴になる場合があります。中には状況が悪化して他人に暴力を振るうケースもあります。家庭内で対処できない場合はスクールカウンセラーなど専門家に相談して対処するようにしましょう。

親と会話をしない

思春期になると親との会話を避けることが増えます。親を無視したり、話しかけても「うん」「ああ」「別に」程度の言葉が返ってくるだけで、まともな会話にならない場合も多いでしょう。それまでの子どもたちのアイデンティティは家庭にありました。学校でのことを家族に報告し認められることで自分を作り上げていたのです。成長して友達や学校などの関係を重視するようになると、いちいち家族に報告することがカッコ悪く感じてしまうのです。親との会話を避けるのは、今までのように「家族の中」だけでなく「社会の中」での自分を作り上げている証拠ともいえるでしょう。

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小学生の反抗期への関わり方で親が心がけたいこと


早い子であれば小学生から始まる第二次反抗期ですが、可愛い我が子に反抗されることはなかなか辛いものです。どのようにお子さんと接するのがよいのか心がけておきたいポイントや対処法を紹介します。

反抗期の子どもにはゆったりした気持ちで関わることを心がける

反抗期は一時的なものです。期間に個人差はありますが、反抗期は成長の過程で訪れる自然なものであり、一般的なものであることを忘れないようにしましょう。反抗期のこども、特に初めての子どもと一対一で向き合うと「どうしてうちの子は…」と悲観的になりがちです。思いつめずにゆったりした気持ちで関わることが肝心です。

過干渉にならない

どうしてもお子さんのことになると心配して色々と世話を焼きたくなってしまいますが、過干渉にならないように気を付けましょう。過剰に干渉すると、子どもたちはさらに反発し逆効果です。「何をしてあげるか」を考えるのではなく、「なにをしない方がよいか」と考えてみるのもよいでしょう。必要以上に構いすぎず、お子さん自身が自分の力で成長しようとしている最中ですからそっと見守ってあげましょう。

否定から入らない

お子さんと話す中で「いや、それは~」と否定する言葉から入ってしまうことはないでしょうか。大人から見ると、子どもの話すことはとても未熟で考えの甘いところが目についてしまいます。大人の意見が正論であったとしても、子どもにとって「いや、それは~」と言われた時点で自分を否定されたと感じてしまいます。そこから先の言葉が頭で理解できたとしても心に入っていきません。

まずはお子さんの話に最後までしっかり耳を傾けましょう。お子さんはただ親御さんに愚痴を聞いてほしいだけかもしれません。解決方法を教えてほしいのではなく、ただ自分のことを聞いてほしいだけということもあります。大切なのは子どもたちに「話をしっかり聞いてくれた」と感じさせることです。「それは違う、こうだよ」と相手を否定したり、「だったらこうすればよい」といきなり答えを提示するより、「そうか、それは大変だったね」などお子さんの気持ちに寄り添い受け止めてあげることが大事です。そのうえでもし必要であればアドバイスをしてあげてください。否定する言葉を減らしてお子さんとコミュニケーションをとってみましょう。

いつも通り関わる

反抗期真っただ中の子どもへの対応は疲れますしこちらが身構えてしまったりしますが、親の方から拒絶することはよくありません。反抗といえどもコミュニケーションのひとつの形です。それを拒絶してしまうと親子関係が悪化してしまいます。反抗されるとついこちらも感情的になってしまいそうになりますが、距離や時間を置くなどして普段通りお子さんと関わりましょう。

叱るときは簡潔に

叱らないといけない場面も当然あります。その場合も簡潔に、要点を絞って叱るようにしましょう。子どもたちは何が悪かったのか気が付いていることがほとんどです。叱るというよりは「何が悪かったのか」「これからどうすればよいのか」などの確認作業。感情的にしかりつけたり、過去や関係ないことを持ち出して長々小言を言ったり、人格を否定するような叱り方はタブーです。

決めつけない

思春期の反抗は子どもたちが自分の個性を作り上げている証拠です。親の方からも子どもを「一人の人間」として扱い、子どもだからという決めつけをしないようにしましょう。問題のある行動でも、子どもたちなりに意見や考えがあってしたことかもしれません。お子さんの意見や考えをしっかり聞いた上で話し合いましょう。

子どもの言動を受け流す

子どもの話を聞くのは大切ですが、意見ではないただの暴言をいちいち真に受けていては親の心が持ちません。感情的になって言い返してもお互いが傷つくだけです。時には上手く受け流すことや時間を置くことも必要です。落ち着いて自分が思春期だった頃のことを思い出してみましょう。

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反抗期がない子どももいる?

「うちの子今反抗期で大変!」「うちもよ」そんな周りの話を聞くと、「うちの子まだ反抗期がないんだけど大丈夫かしら…」「将来大人になってから反動がこないかしら」と不安になっている親御さんもいらっしゃるかと思います。

反抗期は個人差があるが、近年「反抗期がない」子どもが増加傾向にある

反抗期には個人差があり、来る時期も期間も違います。数年にわたることもありますし、期間が短かったり程度が軽くて親が子どもの反抗期に気づかないこともあります。近年「反抗期がない」こどもが増加傾向にあると言われています。2016年3月に株式会社明治安田総合研究所と株式会社きんざいが共同で行った「親子の関係についての意識と実態」の調査によると、親世代が子どもの頃「反抗期がなかった」と答えたのは男女ともに3割に満たなかったのに対し、今のこどもは男性42.6%、女性35.6%が「反抗期と思える時期はなかった」と回答しています。約4割の子どもたちが「自分には反抗期はなかった」と考えているのです。それはなぜなのでしょうか。注意が必要な3つのケースを紹介します。

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親に従うことに慣れている

指示や禁止ばかりで子どもの主張を一切認めないなど親が完全に子どもを支配している場合、子どもが自分の意見を主張するのを諦めてしまうことがあります。もっとも象徴的でわかりやすいのが家庭内に暴力があるケースですが、矛盾した命令で相手の意思を削っていく「ダブルバインド」のように精神的にコントロールされている場合もあります。このような家庭で育った子どもは親に従うことに慣れ過ぎているので反抗期は来ませんが、自立心や自己肯定感が育ちにくい傾向にあります。

反抗する理由がない

親が子どもの希望を全部叶えていれば反抗期は訪れないと言われています。そもそも反抗する理由がないからです。一見よさそうに思いますが、親が子どもに従ってしまっており、必要な躾がなされていなかったりします。こどもが完全に甘やかされている状態では、好き勝手にふるまうことが当然なので、なんでも人に依存したり、「わがまま」と思われるなど社会生活でつまずく可能性があります。

親と子どもの関わりが少ない

親と子どもの関わりが少ないと必然的に衝突する機会も少なくなります。しかしこれはコミュニケーション不足の表れであり、良好な親子関係であるとはいえません。また親が忙しくしているのを目の当たりにしていると、迷惑をかけないようにと子どもが我慢している場合もあります。

反抗期の有無に良い悪いはない

反抗期はなければならないのか、反抗期のない子どもは将来問題が起こるのか明確な答えはありません。反抗期がなくてもその原因は子ども一人ひとり違うからです。性格が穏やかで反抗心が生まれにくい場合や、親と価値観が似ていて反抗する必要がない、楽器やスポーツなど打ち込むものがあるので反抗なんてしている暇はないというポジティブなケースも多くあります。

ただし、子どもが何かしらの我慢をしている場合は親子関係を見直す必要があり


しかし、子どもが何かしらの我慢をしている場合は要注意です。反抗期が来ていないのではなく見えていないだけです。親の目の届かないところで気持ちが暴走してしまうかもしれません。「反抗期がなくてよかった」で終わらせずに、気になることがあれば話し合い、親子関係を見直す必要があるでしょう。

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反抗期は子どもが大人になる成長過程での大切な一歩


反抗期は子どもが自立した大人になろうとしている証拠です。自分の意思があるからこそ、周りと衝突してしまうのです。反抗的な態度に傷つけられてしまうことも多いですが、これも順調な成長の証とポジティブに捉えましょう。

急激な成長による変化にいちばん戸惑っているのは子ども自身

のんびりしていた小学校時代とは違い、中学生になると急に部活での上下関係など今までとは違う環境に属することになります。さらに身体の成長に伴って性を意識するようになります。他人の目も気になるようになるでしょう。さらに受験などのプレッシャーもあり、子どもたちには様々なストレスに晒されています。こんな状況では戸惑い、攻撃になってしまうのも無理はありません。不安定な状況にある子どもたちがいざという時に頼りにできる存在がいるかどうかというのは重要です。そのためには親は冷静に落ち着いた態度で接するようにしましょう。ストレスを抱える子どもたちにとって家族がいる「おうち」はほっと心休まる安全な基地であるようにしておきたいですね。何か悩みがありそうだと思えば「話聞くよ」などの声掛けをしてあげてください。

反抗期の終わりは親からの自立の始まり


反抗期の終わりは親からの自立の始まりですが、親にとっても「子離れ」の時期でもあります。今までのように子ども扱いせず、一人の人間として子どもと向き合いましょう。子どもたちも自分の人格を認めてもらうことでさらに親を信じることができるようになります。しかしこれからも子どもの保護者であることに変わりはありません。「子どもじゃないんだから」とほったらかしにせず、サポートが必要であればすぐ手を差し伸べることができるように見守ることを忘れないようにしましょう。

親目線で子ども扱いをするのではなく、子どもの考えを受け止めた上でサポートを

精一杯考え抜いた答えを「子どもの言うこと」と一蹴されたらどんな気持ちになるでしょう。「男」「女」「若者」「年寄り」と置き換えてみてください。人間として否定されたような気持にならないでしょうか。親目線では子どもの意見でも子どもたちにとっては今の精一杯の考えです。頭ごなしに否定せず、まずは子どもたちの言い分を受け止めましょう。そのうえで親としての意見があるのならば、押し付けるのではなくしっかり説明してじっくり話し合ってみましょう。相手のことを思ってのことであっても、一方的であればそれはサポートではなく「押しつけ」になってしまいます。一方的で支配的な親子関係ではなく、家族の一員として助け合える環境や雰囲気を作りましょう。そうすれば反抗期を迎えても、反抗期を終えても良好な親子関係を築くことができるでしょう。

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