小学生の新しい習い事として人気のプログラミング教室
皆さんは習い事と聞いて何を思い浮かべますか?学習系なら塾や英会話、スポーツならスイミングや体操、芸術系ならピアノや音楽教室といったところでしょうか。最近はヒップホップダンスやスポーツクライミング、スケートボードなどの新しい習い事も人気のようです。そんな新しい習い事の中で、小学生にオススメの習い事として今最も注目を集めているのがプログラミング教室です。なぜ小学生にプログラミング教室がオススメなのか、通うべき7つの理由を解説します。
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2025年から「情報」科目が大学入試の受験科目に導入
2020年、学習指導要領が改訂され小学校でのプログラミング教育を必修化しました。そしてGIGAスクール構想により2021年には一人1台のタブレット、もしくはPCが配布されました。宿題でお子さんがPCやタブレットを使って学んでいたり、参観などで子どもたちがスライドショーなどを自ら作成してプレゼンテーションを行ったりしている様子をご覧になられた保護者の方も多いかと思います。2021年から中学校で、2022年から高校でのプログラミング教育の拡充が行われています。そしていよいよ2025年からは「情報」科目が大学入試共通テストの受験科目に導入されます。国公立大学の受験科目が増えるのは21年ぶりです。しかも理科や社会の中の選択科目としてではなく、受験教科の一科目として加わったのです。このため2025年以降の受験生はこれまでより1教科多く勉強する必要があります。これほどまでの改革に文部科学省がプログラミング教育を重要視していることがわかります。いかにこれからの社会において、情報技術への理解やスキルが求められているかということの象徴ではないでしょうか。
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文理問わず数理・データサイエンス・AIの応用基礎力を習得することが目標として示されている
江戸時代の昔から学問と言えば「読み・書き・そろばん」と言われてきました。社会を生き抜くために最低限必要とされるスキルです。これは海外でも同じで英語では3R‘s(reading, writing, arithmetic)と言います。そして今、デジタル社会の「読み・書き・そろばん」に当たる必修学問と考えられているのが「数理・データサイエンス・AI」なのです。
政府の統合イノベーション戦略推進会議が2019年6月に策定した「AI戦略2019」で最も重要な項目だったのがAI人材を輩出していくための教育改革でした。AI戦略2019では分離を問わず数理・データサイエンス・AIの応用基礎力の習得を目標に示されています。これは現代社会ではAI技術がますます取り入れられビジネスや産業などあらゆる分野で人工知能が活用されるようになってきているため、AIに関する知識やスキルがますます必要とされているのです。そして数理やデータサイエンスは、AI技術に必要な数学や統計学の知識とともにデータ収集や分析スキルが必要になります。AIによる予測や分析に必要なデータの収集方法や、収集したデータを分析しAIに応用するための方法を理解する必要があるからです。「私は文系なので理系のことはちょっと…」と思われる方もいらっしゃると思いますが、文理問わずというのはAIがもはやすべての分野に浸透していて、文系の分野であっても避けて通れない存在となっているからなのです。
AI戦略2019では、すでに実現しているGIGAスクール構想による一人1台の端末確保の前倒し実施と共に、すべての大学生・高専生がリテラシーレベルの数理・データサイエンス・AI教育を修得するよう認定制度やモデルカリキュラム策定の実施を掲げています。またその半数の25万人を応用レベルまで習熟させ、およそ2000人をエキスパートとして育成するとしています。そしてAI戦略2022では、教育改革の進捗報告として「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」が開始されていることが報告されています。
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小学生のプログラミング教室に通うべき7つの理由
このようにこれからの社会ではプログラミングなどIT技術に強い人材が求められています。しかし小学生からプログラミングを学ぶのはITスキルの早期修得だけが理由ではありません。これから社会で生き抜いていくためにとても重要な7つの能力を育むことができるのです。プログラミング教室に通うべき7つの理由を紹介します。
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①論理的思考力・プログラミング的思考力が身につく
プログラミングを学ぶことで論理的思考力やプログラミング的思考力が身につきます。プログラミング的思考力とはどういったものでしょうか。文部科学省では下記のように定義づけています。
「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」
引用:参考資料2 小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ) (mext.go.jp)
プログラミングでは自分が実現したいことを達成するために、物事を論理的に考え、順序立てて実行することで結果を導き出します。このプログラミング的思考は普段の生活でも実はよく使います。例えば、Aという場所まで行きたい。そうなると、Aまでどのようにして行くか考えますね。車で行くのか、電車で行くのか。電車なら、何時の電車に乗ってどこで乗り換えるのか。駅までの交通手段は何か。混む時間帯は避けたいなどの希望もあるかもしれません。目的地に早く楽に、または安く行けるなど自分にとって最適な方法を考えます。これがプログラミング思考です。ゴールに向けて最適な手順を考えるのがプログラミング的思考なのです。
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②問題解決能力が身につく
テスト勉強をしたのにテストの点数が悪かった。ではもっと長時間勉強しよう。これでは問題解決したとは言えません。
テストのどこが間違っているのか。計算間違いが多いのか、それとも問いの文章がきちんと読めていないのか、出題した問題が理解できていないのか。どんなところに課題があるかまず見つけることで、どう勉強すればよいかテストのときはどのようなことに気を付ければよいのか対策が見えてきます。
プログラミングでは自分の組み立てたプログラムのどこか1か所でも不具合があると、思う通りの動きはしてくれません。不具合の原因となるプログラムの箇所はどこなのか、それをどのように修正したらよいのか。プログラミングを通じて問題解決能力が育まれるのです。
問題解決能力は教育界でも今重要視されています。私たち親世代が子どもの頃は、先生から一方的に教わる受動的な授業がほとんどでした。そして知識を詰め込むことに偏りがちでした。以前と比べ今は様々な情報にすぐアクセスできます。今は簡単にアクセスできる大量の情報をどのように使うのか、それが求められています。今文部科学省では主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を推進しており、教育現場では受動的な学びではなく、自ら課題を発見し解決する能力を養うことを目的とした課題解決型学習が取り入れられるようになってきました。
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③創造力が身につく
プログラミングというのはあくまでツールにすぎません。プログラミングは頭の中のアイデアを具現化する作業です。プログラミングでみんなが楽しめるゲームを作るのか、誰かを手助けできる仕組みを作るのか、とても便利なツールを作るのか。プログラミングで何を創り出すのかが大事です。プログラミング教室では子どもたちが自由な発想で自由な作品作りに取り組めるようにサポートしてくれます。そしてお友達の作品にも触れることで、さらに新たなアイデアに出会うことができるでしょう。プログラミング教室に通うことで刺激を受け創造力が育まれていきます。
④失敗を恐れずチャレンジする力が身につく
「失敗してしまったらどうしよう…」「どうせうまくいかないからやりたくない」。失敗を恐れてチャレンジをやめてしまう。失敗もするかもしれないけれど、挑戦したらできるようになるかもしれないのに、その機会を投げ出してしまう。これはとてももったいないことです。プログラミングの基本はトライ&エラーです。いろいろな方法を試してみてダメなら次のアイデアを考え、上手くいけばさらによいアイデアを考えます。プログラミングのエラーはダメなこと・無駄なことではなく、アイデアをよりよくするためのものなのです。そしてプログラミングでは思いついたことをすぐに実装したり修正したりすることができます。思いついたらすぐ実践することが習慣になり、失敗を恐れずチャレンジすることが当たり前になっていきます。プログラミングを通じて、失敗を恐れずチャレンジする力が身につき、ポジティブな姿勢で物事に取り組めるようになります。
⑤コミュニケーション力が身につく
プログラミングを学ぶことでコミュニケーション力も身につくと言われています。相手はコンピュータなのになぜコミュニケーション力がつくの?と思いますよね。
プログラミングを通じて自分の考えを論理的に説得力のある方法で表現することができるようになります。なぜでしょう。「プログラミング言語」と言われるように、プログラミングはコンピュータと会話をするためのツールです。コンピュータは命令に忠実に応えてくれますが、曖昧な命令は通じません。例えば「今日は熱めのお風呂に入りたい」とリクエストをしても「熱め」が41度なのか43度なのか60度なのか判断できません。このためコンピュータには具体的にデジタルな命令が必要です。ではこの「熱めのお風呂」はコンピュータだけが判断できないのでしょうか。人それぞれが感じる感覚、求める湯加減は違うので、さすがに60度のお湯は入れないでしょうが、41度にするのか43度にするのか、もしくは44度のお湯に設定するのか悩むのではないでしょうか。親しい間柄ならお互いの共通認識で省けるコミュニケーションもありますが、伝える相手にどうすれば正確に情報を伝えることができるか、自分の主張を説得力のあるものにすることができるか鍛えることができます。
またプログラミング教室では2人1組になるなど他のお子さんとグループで協力して課題に取り組む教室もあります。グループで相談しあうことでコミュニケーション力が育まれ協働性を身につけることができます。また取り組んだ課題をみんなに披露し発表することでプレゼンテーション能力も育むことができます。
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⑥やりきる力が身につく
自分で組んだプログラムが思い描いたように動作してくれた時は嬉しいものです。プログラミング教室ではゆるやかに難易度があがっていくようにスモールステップで進めるようにしているため、やりきる達成感を味わえるようになります。子どもたちは達成感を知っているので次の課題にも挑戦しようと思えるようになります。またグループワークを取り入れている教室では、チームで協力しプログラムを完成させることで子どもたちは責任感や協働力、コミュニケーション力を養うことができます。一緒に課題に取り組む仲間がいることでもし一人では投げ出してしまいたくなったとしてもチームメイトがいるおかげで最後まであきらめずに取り組めるようになるでしょう。プログラミング教室でやりきる力がついたら、プログラミング以外のことでもあきらめずにやってみようという気持ちになれます。これらの努力とやりきった達成感は将来、さまざまな困難に立ち向かうための自信を与えてくれます。
⑦自己肯定感が高まる
自己肯定感は心の土台と言えるもので、自分が自分自身のことをありのまま受け止めることができるというのは生きていく上でとても重要です。自己肯定感が高いとポジティブなのでどんどん新しいことに挑戦し、挑戦することでさらに自信を高める好循環が生まれやすくなります。しかし、自己肯定感が低いと「自分には無理だ」と挑戦を諦めてしまうので、いつまでたっても自信に繋げることができず悪循環になってしまいます。多くの成功体験や達成感を得ることで子どもたちの自己肯定感が育っていきます。お子さんが初めてのプログラムを作成したとき、たとえうまく動かなかったとしても「自分で作った!」という達成感があります。そしてその後改良を加え、思い描いた通りにプログラムが動作したときも自己肯定感が高まります。プログラミングを学ぶことでたくさんの成功体験と、そして成功だけでなく失敗も経験しトライアンドエラーを繰り返すことでうまくいかないことでも何度も挑戦して立ち向かう力、そして自己肯定感を育むことができるのです。
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小学生におすすめのプログラミング教室
プログラミング教室といえば、社会人向けの就職・転職を目的とした専門的なスクールもあれば、未就学児から通える早期学習的な傾向のあるスクールなどニーズに合わせた様々なスクールがあります。では小学生向けのプログラミング教室にはどういったものがあるのでしょうか。
ゲームやアプリが作れるプログラミング教室
子供向けのプログラミング教室といったらまずイメージできるのはゲームやアプリが作れるプログラミング教室ではないでしょうか。パソコンやタブレットを使ってアプリやゲームを開発します。目覚ましアプリやじゃんけんゲームのような簡単なアプリから始めて、キャラクターの動きをコントロールしてアニメーションを作ったり、物理演算を使ったアクションゲームなどを作ります。
メリットは手軽に始められること。普段からタブレットやパソコンを使っているお子さんやゲームが大好きというお子さんならすぐに馴染めるかもしれません。エンジニアやプログラマーといった実際のキャリアにも通じますし、コンピュータの仕組みを知ることができるので中学・高校の「情報科目」の先取り学習にも最適です。
ロボットを作って動かすプログラミング教室
小学生向けのプログラミング教室で人気なのが、ロボットを使って動かすロボットプログラミング教室です。ゲームやアプリはモニターの中だけの世界ですが、こちらはプログラミングで現実のロボットを動かします。レゴ®ブロックなどのブロックを組み立ててロボットを作成し、そのロボットを動かすことでプログラミングを学びます。「ロボットを前に進ませてから右に曲がらせたい」と思ってプログラムを組んで、自分で組み立てたロボットが目の前でプログラム通り動いたら嬉しいものです。ロボットを使って学ぶメリットは、視覚的に感覚的にわかりやすいこと、ハードとソフトの両方を意識して学ぶことができるということです。何より子どもたちがブロック遊びの延長線でプログラミングを学べるので、とても楽しんでレッスンを受けることができるのが魅力です。レゴ遊びが好きなお子さんには特にオススメです。
ロボ団で学べるプログラミング
関西を中心に国内外に106の教室を展開し、在籍生徒数も5500人を超えるロボットプログラミング教室「ロボ団」は「好きを学びに、社会とつながる」をコンセプトにプログラミングを通じてどんな社会でもたくましく、しなやかに生きる力を育みます。年齢やプログラミングスキル別にプログラミングコースを4年半のカリキュラムで設け、課題設定しています。段階を踏んで課題をクリアしていくことで「楽しい!」という気持ちで本格的なプログラミングを学べるようにしています。
SPIKEオリジナルのビジュアルブロック
ロボ団ではレッスン教材としてレゴ®エデュケーション SPIKE™ プライムを使用しています。レゴ®エデュケーション SPIKE™ プライムとは、STEAM(科学、技術、工学、芸術、数学)教育のためにレゴ社が開発したレゴブロックを使用したロボットプログラミングキットです。SPIKEプライムは、カラフルなレゴブロック、センサー、モーター、LEDマトリックス、Bluetooth、USB-Cコンポートなどを組み合わせることで様々なアイデアを形にできます。「ラージハブ」というパーツにプログラミングで命令を送ることによってロボットを制御することができます。こどもたちは親しみのあるレゴブロックを組み立ててロボットを作成するので、遊び感覚でレッスンを受けることができます。また、レゴ®エデュケーション SPIKE™ プライムは直観的に組み立てられるビジュアルプログラミング言語Scratchを使ってプログラミングを行います。そのため年長さんからでも始めることができます。またプログラミングのスキルがあがると人気の高いプログラミング言語Pythonを使ったテキストコーディングにも挑戦できるコースを用意しています。
ロボットプログラミング教室では入会時にロボットプログラミングの教材を購入する必要があり、入会金や月謝の他に5~6万円ほど教材費として料金がかかることが多いのですが、ロボ団ではロボットの無料貸し出しを行っているため、購入負担なく高品質な教材に触れて頂くことができます。
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Scratch(スクラッチ)
Scratch(スクラッチ)とはマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボが開発したブロックベースのビジュアルプログラミング言語です。日本語を含む世界70か国語以上の言語で提供されており、子ども向けに開発されているので直観的で操作性が高く、プログラミングの基本的な概念を学びやすいことから、小学校の授業やプログラミング教室など教育分野で広く使われています。
ビジュアルプログラミング言語はプログラミングと言えば思い浮かぶ英語や記号の羅列をひたすらタイピングしていくものではありません。Scratchは言葉が書かれたブロックをドラッグ&ドロップをしてプログラムを組み立てるので操作は簡単なので、小学校低学年やプログラミング初級者がプログラミングを学ぶのにぴったりの言語です。ビジュアルプログラミング言語であるScratchで基本的なプログラミングの組み立て方やパソコン操作を学んだあとは、本格的なテキストプログラミングに進みます。
Python(パイソン)
Pythonとは、1991年にオランダ出身のGuido Van Rossum氏によって開発されたオープンソースのプログラミング言語です。Pythonの文法は英語に似ていて、読みやすく理解しやすいコードで初心者にもわかりやすい言語と言われています。例えばC言語ならば10行以上のコードが必要な処理も、Pythonなら2~3行のコードの記述で済みます。Pythonはソフトウェア開発の各段階で利用されており、Webアプリやデータ分析、人工知能など様々な分野で使われています。また、WindowsでもMacでも様々なプラットフォームで動作するため、異なるOSを利用する場合でも同じコードで動いてくれるのでとても便利です。
ロボ団ではScratchでプログラミングの基礎を学んだあと、Pythonでのプログラミングに取り組みます。Pythonは数多くの分野で利用されており、今後ますます需要が高まることが予想されている言語なので将来役立つスキルを身に付けることができます。
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小学生でプログラミングを身につけると…
文理問わずさまざまな仕事で必要とされるIT技術への理解力が身につくことで将来の選択肢が広がる
現代社会では情報技術がますます重要視されており、ITスキルはこの先必要不可欠な能力となっていくでしょう。プログラミングを学ぶことで文理問わず様々なIT技術について理解を深めることができるでしょう。プログラミング言語には数学的な概念が根底にあるため、数理的な能力も鍛えられます。例えばロボットプログラミングでロボットのタイヤを回転させてゴールまで導きたい場合、円周率を使って何回転するか計算するのですが、これが算数の問題集として取り組もうとすると「嫌だな」と思うお子さんも少なくないでしょう。しかしロボットをゴールさせたいという思いで取り組むのでいつのまにか楽しく算数を勉強していることになります。またセンサーなどの知識も学ぶので理科にも強くなります。知らないうちに算数や理科への苦手意識がなくなり、好きになる子が多いのです。数学は文系・理系問わず幅広く応用される学問なので、文系であっても身に付けておきたいところです。小学生からプログラミングを学ぶことでデジタル社会の必修学問「数理・データサイエンス・AI」に備えておくことができます。プログラミングスキルはプログラマーだけに必要なスキルではありません。プログラミングを学ぶことは将来的に幅広い選択肢を持つことに繋がります。2015年にオックスフォード大学と野村総研によって「日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能になる」という試算が発表されました。将来AIがますます発達し、今ある仕事の大半がなくなってしまうかもしれないと言われています。今、私たちはAIやロボットと仕事を「取り合う」のか「住み分ける」のかの岐路に立っています。ITスキル、プログラミングスキルはもちろんのこと、コミュニケーション力、論理的思考力、プログラミング的思考、創造力などを養い、子どもたちが将来どんな職業に就いたとしてもAIに取って代わられることなく価値を生み出せる存在になる。ロボットプログラミング教室ロボ団はそのお手伝いをさせていただきます。
ロボ団では各教室で体験教室を実施しています。この春、お子さんの新たな可能性に出会わせてあげてください。
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