コロナ禍の今、注目される習い事
新型コロナウイルス感染症拡大で、教室の閉鎖や、対面やグループでのレッスンの中止、保護者のレッスン見学が禁止されるなど子どもたちの習い事も大きな影響を受けました。コロナ禍の今、教育熱心な保護者の方々に注目されている習い事があります。プログラミング教室です。ではなぜ今プログラミング教室が話題なのでしょうか。
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プログラミング教室が保護者のさせたい習い事トップ2に選ばれた理由
小中学生向けの動画教育配信サービスを提供するイー・ラーニング研究所は、170名の保護者に「2021年:子どもの年末年始に関する調査」を行いました。その中で行われた「2021年、保護者の間で話題になった子どもの習い事は何か」という質問で、最も多い答えは「英語・英会話スクール」70票、「プログラミング教室」68票と僅差で続きました。また「2022年、子どもに何の習い事をさせたいか」という質問でも「英語・英会話スクール」100票、続いて「プログラミング教室」82票と約半数の保護者がこの2つの習い事を検討していることがわかりました。「なぜその習い事を子どもにさせたいのか」という質問では「将来のためになると思ったから」という回答が最も多く、次に多いのが「新しい習慣に対応するため」という回答でした。これからの時代に必要とされる能力を身に付けさせたいと考えているご家庭が多いということでしょう。
先行きの見えない現状から将来を不安視
新型コロナウイルス感染症により政府は緊急事態宣言やまん延等防止重点措置を発令し不要不急の人流を制限しました。次から次へと変異株の発生により制限と解除を繰り返している状況が今も続いています。コロナの終息の見通しが立たない中で、多くの職場・職業でリモートワークが推奨され一気に浸透し始めました。そのリモートワークと相性抜群だったのがプログラミングという仕事です。プログラミングは基本的にはパソコンと通信環境さえあえば働く場所を選ばないので、他の業種に比べてリモートワークに対応しやすかったのです。
また近い将来AIやIoTの発展により多くの職業が消滅すると言われています。様々な価値観が目まぐるしく転換していく中では大手企業勤務であっても安心できません。そのような先行き不透明な世界の中でも、プログラマーの需要はますます伸びると言われています。簿記検定などの資格試験で知られる日商(日本商工会議所)でも2019年からプログラミング検定を始めました。そして、政府の未来投資会議で大学入試にプログラミングを含む「情報」科目を加える方針が決定され、2025年の大学入試共通テストから適用されます。受験方式も従来の「紙と鉛筆」から徐々にCBT(Computer Based Testing)に移行していくことでしょう。そのような時流に取り残されないように、子どもたちの将来を見据えて早期のプログラミング教育に取り組む人たちが増えています。
小学校でのオンライン教育の導入
2019年12月、政府は「GIGAスクール構想」を打ち出しました。
2023年度までに「生徒一人につき一台の学習用端末を普及させること」と「生徒が同時にアクセスしても問題ない、高速大容量の通信ネットワークを整備すること」を目標に掲げました。新型コロナウイルスによる休校措置などを受け整備は前倒しされ、2021年度が始まる頃には多くの児童が自分専用のパソコンやタブレットを手にしたことでしょう。従来の連絡帳の代わりにタブレットを活用したり、ZoomやTeamsなどのアプリケーションを使ったオンライン授業に取り組んでいる学校も見られます。しかし、小学校のIT環境の活用は基本的に各自治体・学校に任されているため各学校によって取り組みにばらつきがあり、積極的に取り組む学校とそうでない学校の差も生まれています。
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日本の小学校におけるプログラミング教育
2020年度から小学校でもプログラミング教育が必修となりました。文部科学省は「情報活用能力」「言語能力」「問題発見・解決能力」を学習の基盤となる3本の柱として位置付けておりその育成を目指しています。そしてこの先生活するために必ず必要となってくる「情報活用能力」を育むためプログラミング教育が導入されたのです。2021年度からは中学校でも「プログラミング教育」に関する内容が拡充。その授業時間は「技術・家庭」の「技術」分野で扱われます。2022年からは高等学校でも、共通必履修科目「情報Ⅰ」が新設され、プログラミングのほか、ネットワーク(情報セキュリティを含む)やデータベースの基礎などについても学ぶことになります。
日本の小学生が学ぶプログラミング教育
小学校でのプログラミング教育が実地されるといっても「プログラミング」という授業科目が増えたわけではありません。プログラミング言語やプログラミングの技能を習得すること自体を狙いとしている訳ではなく、従来通りの授業の中にプログラミングを取り入れたりIT技術を活用することでプログラミング的思考を身に付けることが目的です。
例えば5年の算数でプログラミングを使って多角形を描写します。プログラムの作成を通して、辺の長さや角度を体験的に学びます。このようにプログラミング学習を教科の学習の理解を深めるために行われるのです。
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プログラミング教育とSTEM教育の違い
21世紀の新しい教育方針としてアメリカや多くの新興国では「STEM教育」が導入されています。STEM教育とは「Science」(科学)「Technology」(技術)「Engineering」(工学)「Mathematics」(数学)の4つの言葉の頭文字をとった言葉で、科学・技術・工学・数学の4領域を別々に学ぶのではなく、分野横断的に学ぼうという教育手法です。STEM教育はアメリカでオバマ政権の時代に国家戦略として発表されたことに始まります。STEM教育に力を注ぐことでIT社会、グローバル社会に適応した国際競争力を持った人材や科学の発展に貢献できる人材を育てようというものです。
一方日本の小学校で必修化されたプログラミング教育とはSTEM教育のように特定の分野を強化しようというものではありません。プログラミングを専門的に学ぶのではなく、その仕組みや活用方法を知り、プログラミング的思考を身に付けることで全教科においてより良い学びを得ることが目的です。STEM教育は理工系分野に特化し「科学の発展に貢献できる人材育成」を目的としていますが、日本のプログラミング教育とは「AI時代に対応した人材育成」「思考力を養いつつICTに親しんで活用する」ことを目的としています。どちらも考える力を養うことを目的としているものの、日本のプログラミング教育はICTにまずは慣れるというところも大きいのでSTEM教育に進む前の準備期間といったところでしょうか。
一歩先のSTEM教育を始めよう
2009年、就任間もないオバマ大統領は米国科学アカデミーで行われた演説の中でSTEM教育の重要性を強調しました。それがきっかけでSTEM教育は世界中に広がり、様々な進化を遂げています。代表的なものはSTEMにArt(芸術)を加えたSTEAM教育。そしてさらに「Robotics」(ロボット技術)を加えたSTREAM。科学技術を使って自然環境だけでなく産業環境などの地球環境に配慮したより良い社会を目指すeSTEM(environment/環境)。STEM分野における女性の進出を手助けするプログラムGEMS(Girls in Engineering Math and Science)などSTEM教育から派生した教育方針が生まれています。アメリカでは莫大な予算を組んで国家戦略として取り組んでいますし、シンガポールやインドなどでもSTEM教育が盛んです。それに比べて日本はまだプログラミング教育がスタートしたばかり。ずいぶん遅れを取っていると言わざるを得ません。このような世界の波に遅れないようにお子さんのSTEM教育を始めてみてはどうでしょうか。
プログラミング教室でSTEM教育を学ぼう
STEM教育はどこで学べるのでしょうか。STEM教育を受けるならプログラミング教室がオススメです。プログラミングを学ぶプロセスの中で算数や理科の要素が取り入れられているので、苦手意識を持つ前に自然と算数や理科の知識を身に付けることができます。
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プログラミング教室がおすすめな理由
2020年からプログラミング教育が必修化されたとはいえ、実際の小学校でのプログラミング教育は未だ手探りの状態であるのが現状です。対してプログラミング教室は2013年に政府の成長戦略にプログラミング教育などのIT教育推進が盛り込まれて以来、全国で徐々に数が増加。蓄積されたノウハウを利用して子どもたちに最適なカリキュラムを提供しており、その進化は今も続いています。では実際にプログラミング教室に通うことでどのようなメリットがあるのでしょうか。
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子どもの頃からプログラミングに触れる9つのメリット
論理的思考力が身につく
コンピュータは指示された通りにしか動きません。「こう動いてほしい」と思っていても、正確に指示を出さなければ動きません。例えば5cmの正方形を描くプログラムを作ってみましょう。「5cmの正方形を描いて」ではなく、「5cmの直線を引く」「時計回りに90度回転」を4回繰り返すという指示を出さなければいけません。「5cmの正方形を描く」目的を達成するためには、それまでの手順を逆算して考え、分解、整理する必要があります。このようにプログラミングを学ぶことで、目的を達成するために順序だてて考える力、論理的思考力を鍛えることができます。文部科学省はプログラミング教育の目的のひとつに「プログラミング的思考」を育むことを挙げています。そしてプログラミング的思考とは「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組み合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組み合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」と述べています。
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問題解決力が身につく
先ほどの「5cmの正方形」ですが、もし指示のひとつが「4cmの直線を引く」だったり、「時計回りに60度回転」、「3回繰り返す」であったらどうでしょうか。5cmの正方形は描けません。指示が1つでも正確でなければ思った通りに動作しません。目的を達成することができません。うまくいかなかった場合、どこが原因でうまくいかなかったのかを検証する必要があります。間違っていた原因を突き止め、どのように改善すればゴールに辿り着くことができるのか考えなければなりません。文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引(第三版)」には「児童は試行錯誤を繰り返しながら自分が考える動作の実現を目指しますが、思いつきや当てずっぽうで命令の組合せを変えるのではなく、うまくいかなかった場合には、どこが間違っていたのかを考え、修正や改善を行い、その結果を確かめるなど、論理的に考えさせることが大切です」と記載されています。
失敗を恐れずチャレンジする力が身につく
「失敗したらどうしよう」「失敗したら恥ずかしい…」「どうせうまくいくはずがない…」など自分に自信が持てなくてチャレンジを尻込みしてしまうお子さんもいらっしゃると思います。プログラミングはトライアンドエラーの連続です。「考えた方法をやってみる→できなかったら何が悪かったのかを考える→改良した方法でやってみる」の繰り返しです。試行錯誤すること自体が学びの目的なので、「失敗してしまった」「うまくできなかった」と落ち込む必要がありません。たくさんの失敗を重ね、その失敗を活かしてゴールに近づくのがプログラミングなので、ここで小さな失敗を体験し成功体験の喜びも体験することで、何事にも失敗を恐れずチャレンジすることができるようになります。
諦めない力が身につく
算数の問題でわからなかった時諦めてしまったら、算数の力は伸びないですよね。わからなかったら先生に教えてもらう、これは諦めるよりは力がつくでしょう。だけど、自分でまずは自分で色々と考えてみることが大事です。プログラミングの学習では常に「この方法だとうまくいくかな?」などトライアンドエラーを繰り返しているので、実生活でも何かできないことや問題に直面したときに「できない」と諦めてしまうのではなく、「この方法だとうまくいくかな?」と考えるようになります。プログラミングに取り組むことで諦めない力が自然と身に着くようになるのです。
コミュニケーション能力が身につく
プログラミングでコミュニケーション能力が身につく?と不思議に思われるかもしれません。でもプログラミングは、コンピュータにプログラミング言語を用いて指示を出す作業です。「どうすれば(機械に・相手に)伝わるだろうか」ということを考えなければなりません。機械が相手のプログラミングでは曖昧な指示は通用せず、詳細で具体的な指示を順に追って組み立てて伝えなければいけません。このように「どう言えば伝えるだろうか」と考える習慣を身につけることは「相手の立場に立って物事を考えること」「相手の様子を見て伝え方を工夫すること」、つまりコミュニケーション能力に繋がります。この能力はグローバル化やダイバーシティが進む未来を生きていく上で非常に大切な能力だと言えるでしょう。
想像力が養われる
プログラミングでは「このロボットをこんな風に動かしたい」とか「こんなゲームを作ってみたい」などモノづくりと同じように自分の頭の中に思い描いたものを形にしていきます。
子どもは大人には想像もつかない「創造力」を持っています。例えば楽器のイラストをタップすると音が鳴るという簡単な楽器アプリを作る時。大人は当たり前のように大太鼓には大太鼓の音、シンバルにはシンバルの音を割り当てていきます。しかし子どもたちは当たり前のように「動物の声」などを楽器に割り当てていきます。シンバルからライオンの唸り声が聞こえるので「なんで?」と聞いてみたら「黄色いから」という答え。楽器+動物園という不思議な連想ゲームのようなアプリが出来上がり、子どもたちはもちろん大人にも大ウケでした。頭の中にしかない「想像」がアプリを通して具体的な「創造」に変わった瞬間です。これからも子どもたちは大人が思いもつかない作品を「創造」していくのでしょう。
自己肯定感が養われる
自己肯定感の低い人に足りないものは成功体験だと言われています。「自分はどうせうまくいかない」「自分には無理だ」と思い込んでしまう。プログラミングでは「こう動かしてみたい」「挑戦する」「できた」「嬉しい!」「次に挑戦してみよう」を繰り返します。そのサイクルの中には小さな失敗体験も含まれます。小さな失敗や成功を繰り返すことで自信に繋がり自己肯定感を高めることができるのです。
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苦手になる前に楽しみながら学べる
プログラミングが苦手、少しかじったけどチンプンカンプン、という方が一定数いらっしゃいます。苦手になるきっかけはそれぞれですが、その大きな一つが「専門用語がわからない」ということではないでしょうか。これはある意味では仕方がないことで、プログラミングやコンピュータに関する用語は基本的に英語、もしくはそれを無理やり翻訳した言葉になるからです。しかし子ども向けのプログラミングでは「こうしたらこう動く」という直感的な楽しみを大切にしています。ロボットプログラミングのように、おもちゃで遊ぶ感覚で学ぶので、子どもたちにとって遊びの時間と変わらないわけです。苦手意識を持つ前に、楽しみながら自然と学ぶことができるのです。
将来の選択肢が増える
AIなどの発達により今ある職業の半数はなくなってしまうかもしれないと予測されています。一方で今すでにIT人材は不足していると言われており、経済産業省は2030年には最大79万人不足すると発表しています。IT人材の育成が急務なのです。そのためプログラミング教育が学校教育に導入されるようになったわけです。また、もしプログラマーなどIT関係の仕事に就かなくても、もはやITと切り離して生きていける世の中ではありません。プログラミングで得た論理的思考力や問題解決能力、コミュニケーション能力などそれらのどれもがビジネスパーソンとしての必須の能力で、現在でも就職や転職の際に求められます。これらの能力を身に付けることは将来どんな道に進むとしても子どもたちにとって大きなアドバンテージとなります。
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子ども向けプログラミング教室の種類
それでは子ども向けのプログラミング教室にはどういった種類や特徴があるのでしょうか。どんな子にはどういった教室が向いているのかご紹介します。
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プログラミング教室/プログラミングスクール
一般的なプログラミングスクールはゲーム開発やアプリ開発を学ぶプログラミング教室です。この教室のよいところはなんといってもパソコンやタブレット一台から始められる気軽さでしょう。ゲーム感覚で始められるViscuit(ビスケット)やScratch(スクラッチ)のようなビジュアルプログラミング言語を使って学びます。レベルが上がればJavascriptやC#のような本格的なプログラミング言語を使って学べるところもあります。現役ゲームプログラマーや大学教授が監修を務めたカリキュラムを売りにしているところもあり、ゲームを制作して学ぶところも多いので、ゲーム好きなお子さんにはぴったりです。
ロボットプログラミング教室/ロボットプログラミングスクール
ロボットプログラミング教室はロボットを教材に取り入れたプログラミングスクールです。パソコンやタブレットでプログラムを組むだけでなく、実際にロボットを組み立て、自分の組んだプログラムでロボットを動かすのです。目の前で現実のロボットが動くので子どもたちにとってプログラミングの面白さや楽しさを体感でき理解しやすいのが特徴です。また、レゴブロックなどを使ったロボット教材を使うので、ロボットを組み立てる楽しみもあり、お子さんにとって学習というより遊び感覚でできるのが大きなメリットです。レゴ遊びが好き、何か作るのが好きというお子さんには特にオススメです。
オンラインプログラミング教室/オンラインプログラミングスクール
新型コロナウイルスの感染対策としてオンラインでレッスンを行うプログラミングスクールが増えました。オンラインレッスンの最大の魅力は通学する時間や手間がかからないこと。特にお子さんが小さいうちは親御さんが毎回送迎しなければいけないので、結構負担が大きいですよね。動画を視聴するレッスンであれば、時間の融通がききやすいですし、自分のペースで学べるのも魅力です。他の習い事で忙しいお子さんや共働きなどでなかなか時間が取れないご家庭にオススメです。大手スクールが開催するコースでは、普段はオンライン動画で受講して、月に何回か講師が一人ひとりの疑問に答えるというコースもあり、自由さと丁寧さの両立を目指しています。自宅だと集中してレッスンを受けることができないなどお子さんの性格や自宅環境によっては向いていない場合もあります。
子ども向けプログラミング教室の選び方
ではプログラミング教室の方向性を決めたら、次は具体的な選び方をご紹介します。
対象年齢
子ども向けのプログラミングスクールの多くは小学生を対象にしており、その中でもプログラミング学習が始まる小学校3・4年向けの教室が多いようです。中高生向けの本格的なプログラミングスクールや未就学児向けの教室もあります。未就学児から学べる教室はタイピングが必要ないロボットなど、おもちゃで遊ぶ感覚で学べるので自然とプログラミング的思考のベースを育むことができるのでオススメです。
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スケジュール
多くの教室は月2~4回のペースでレッスンを行っているようです。そしてほとんどが土日開講。これは保護者の送り迎えがしやすいことや、1回の授業が他の習い事に比べて比較的長時間であることが理由のようです。平日に開講している大手スクールもあるので、今他の習い事もしている場合は無理なく続けやすいものを選びましょう。そして忘れずにチェックしておきたいのが教室を休んだ時のケア。振替レッスンが可能かどうか、休んでも次のレッスンでサポートしてくれるかどうかなどもチェックしておきましょう。
月謝/教材費
月謝はコースや教室の種類にもよるのですが、平均的には1~1.5万円くらいのようです。しかしこれは教室に通うグループ指導の場合です。オンライン授業であれば比較的低価格で抑えられます。教室での個別指導となると2~3万円あたりが主流のようです。またロボットプログラミングのロボットや専用の端末など、月謝とは別に教材費がかかるのを忘れてはいけません。購入の場合、ロボット教材なら3~5万円かかり入会金と合わせて6万近くかかる場合があります。しかし、教材のレンタルや無料貸し出しをしている教室もあるのでチェックしてみるとよいでしょう。
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子ども本人との相性
習い事で最終的に一番大事なのが子ども本人との相性。楽しく学べて、続けていくことができるか。オンラインがよいのか教室通いがよいのか、プログラミング教室がよいのかロボットプログラミング教室がよいのか、個別指導がよいのか少人数クラスのグループ指導がよいのかなどお子様それぞれで違います。特にプログラミングはプログラミングスキルを学ぶというよりは発想や考え方を磨く習い事なので、本人にあった環境を用意してあげることがとても大切です。お子さんが楽しんで学べるかどうか体験レッスンに参加してみましょう。お子さんにどんなスクールが合っているかは実際に体験してみることが一番の近道です。
まずは体験会に行ってみよう!